『手裏剣戦隊ニンニンジャー』忍びの最終章「忍ばず未来へワッショイ!」

なんかもう・・・ぜんぶどうでもいいや・・・ってな最終回でした。こんなに「守るべき存在」が見えない戦隊ってちょっとなかったよね。
万策尽き果て街には妖怪の気配(?)がもくもくと立ち込めそれがみるみる広がっていきそう・・・・・・ってところで「終わりの手裏剣のない世界」を望んだら綺麗サッパリ何事もなかったことになりました!って、こんな簡単なことなのに誰もそれを願わなかったの・・・?もっと早く誰かがそれを願ってたら戦いなんてなくなってたのに?。ラストニンジャであるために(ラストニンジャを存在させるために)終わりの手裏剣が必要で、終わりの手裏剣がある限り牙鬼幻月も蘇り続ける=戦い続けるってなことだったわけ?。終わりの手裏剣を挟んで(ラスト)ニンジャと妖怪は表裏一体のようなものだということなんだろうけど、そのせいで長年一般人がとばっちり受けてたのかと思うとたまったもんじゃねーよってな話なんだけど。
旋風さんと同じように忍タリティ奪われて変身できなくなったはずなのに6人揃えば忍タリティもりもり復活するよ!とか、実は好天に憧れてた狐とか、嫁も息子もみんな取り込んで人間脅かしてそのさきになにがあんの??なラスボスも、400年もかけた計画通りに息子を取り込んだというのに見た目何も変わらず巨大化しただけのみならず1年の集大成だというのに毎週の巨大化雑魚的とやってること同じどころかむしろアッサリじゃね?つーかヒーロー側全力出してなくね?なラスボス戦も、とにかく無事に放送し終わってよかったですってことでもういいや。
(敵味方問わず)キャラかストーリーかアクション、そのうちのどれか一つでも良ければそれなりに見られるもんなんだけど、さすがに全部ダメ(なんて作品が現れるとは思ってもみなかった・・・)だとキツイわ。
次回作はとりあえず5人の設定が結構突飛なんで、キャラクターに関しては特徴があると言えそうだよね。どうかその設定が吉と出ますようにと祈ります。切実に!。