西尾 維新『非亡伝』

悲亡伝 (講談社ノベルス)

悲亡伝 (講談社ノベルス)

前作まで日本というちっぽけな島国の四国というさらにちっぽけな島での物語だったのに、今作から世界各国を文字通り股にかける話になっててスケールの違いに戸惑・・・・・・・・・・わない(笑)。
だって四国だろうが世界中だろうがやってることってかノリは変わらないから。
とか思ってたら宇宙て(笑)。
いや、地球と戦う話なわけだから宇宙からってのはそんなにおかしな話じゃないというかむしろそうすべきと言えるのでしょうが、そしてそのための下地というか、「ロシア」「左右左危博士」「魔法」というアイテムを並べ揃えることによってこの展開になんとなくの『なるべくしてなってる感』を与えられているわけで、だからまぁすんなり読んでしまったのだけれど、でもやっぱり宇宙て(笑)。
ラスト3作(でほんとに終わるのか?)がどんなトンデモバトルになるのか楽しみー!。