『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』最終話

なんだこれ(笑)。なにがどうなってこうなってるというストーリー(展開)はわかるんだけど、それを理解することをわたしの頭が拒否する(笑)。
なんでいきなりバイクが爆発してんの(笑)。それ誰のバイクよ?って突っ込む間もなくバイクが滑ったかと思ったら、爆発(おもいっきりCG)を背負って特殊警棒ジャキンってしながらこっちに向かって歩いてくる里見とかやめろ(笑)。ストーリー上全く必要のないシーンなのになんでこんな面白映像入れたよ?(笑)。戦隊出身のとーりに仮面ライダーっぽいことさせてみたお☆ってことなら有難迷惑なんですけど(笑)。
あと河原にこれみよがしに積んである石の下を掘ったらあっという間にドクロ出てくるとかね(笑)。20センチぐらいの深さしか掘ってないように見えたんだけど(笑)。石といい深さといいこの川氾濫どころか増水すらしたことねーのかよと(笑)。
ていうかそれを期待してはいたけど、ほんとにチビデカちゃんが捜査一課に行くことになってワロタw。あと船越が里見に「お前のことはよくわかってる(から信じてた)」とか言ってんのもw。チビデカといい船越といい、こういうやつが出世するのが世の中なんですよねーw。
最後の最後で完全にトンデモネタドラマになっちゃったけど、でもここまでクソだと何も言う気なくなるというか、むしろこれまであれこれ考えてたわたしのほうが馬鹿みたいに思えてくるよねーw。
あ、でもひとつだけ。カラが死んで嘆き絶望してたところへ生きてたと聞かされ大歓喜するも猪熊に整形したってか元の顔に戻したというべきなのかな?とにかく猪熊の姿になったカラを見て「カラちゃんはこんなブスじゃない!!!」という光石さんは欲しかった。
それもこれも全て月本の腕がなかったら始まらなかったわけで、つまり月本最強ってことでいいです。わたしの中ではキャナメ月本無敵ドラマってことで収まりましたw。
あと猪熊の嫌いな食べ物をピンポイントで差し入れするアイちゃんな。アイちゃんまじまじ最後まで有能だった。
収まりましたといいつつまだ続けるけどw、結局猪熊と里見は元サヤで、捜査一課には行けないけど(猪熊は諦めてないけど)結婚に向けて別々の配属になりますよってな温いオチかと思いきや、これ実は猪熊にもカラ改め幸と同じくシリアルキラー要素がある・・・かもよ?ってなことなのかなぁ?。だっていくらその存在を知らなかったとはいえ血を分けたDNAもほぼほぼ同じ双子がシリアルキラーだったわけで、双子の姉だか妹だかが多くの人間を殺してたわけで、殺すことで相手の要素を自分のものにするとか言ってたけどタクシー運転手とか目撃者の少女とかその“動機”が当てはまらない人間もサクっと殺した(殺そうとした)わけで、血の繋がった人間がそんなことをしてたと思えば罪悪感みたいなものを抱いてもいいと思うんだよね。ましてや自分は警察官なわけで、正義感も強いらしいし?、そんな自分が警察官を続けていいのだろうかと悩むもんじゃないかなーと思うじゃん?。警察関係なくとも自分にも“同じ血”が流れていることについて不安になったりしませんかね?と思うんだけど。
相棒があれだけ疑いを抱いていたのに対し自分はそれを聞き入れず、逆に信用しきってとっ捕まって殺されそうになったというのにのうのうと警察官続けてるどころか捜査一課行きを諦めないとか言っちゃう時点でアレなんだけど、トドメは「双子だから男の趣味も似る」とかなんとか言っちゃったやつですよ。普通冗談でもそんなこと言えねーだろ。でも猪熊は言える。笑いながら言えちゃう。わたしはそこに『幸と同じ血』が流れていると感じてしまうわけですよ。そういう意図があっての「男の趣味も似る」発言だとしたら悪くないなと思うんだけど、最終回のこのトンチキっぷりをみるにそんな意図はないかなw。
まさかこっち方面にトンチキ発動するドラマになるとは思ってなかったものの、これはこれで楽しめたかなー。ほんとうにダメなドラマだと見終わった瞬間から時間を無駄にしてしまった徒労感しか残らなかったりするんだけど、これは見なきゃよかったとは思わないし。見てよかったともまったくもって思いませんがw。