『コウノドリ』第4話

わたしは子供を欲しいという気持ちが一切ないのでこのドラマに登場する人たちのことは根本的に理解できないと思うのだけど、そういうわたしですら涙が出てしまう。真空パックの赤ちゃんに衝撃を受け、自分の指先と見比べてあの赤ちゃんがどれほど小っちゃいか想像したら怖くてたまらなくなってしまうのだけど、そんな小っちゃい赤ちゃんでも指先を握る手はちゃんと手なんだよね。あの指先を握る小さな手には問答無用で涙ドバーって出たわ。なんの涙なのかわからないけど。
わたしがこの夫婦の友人だったとして、これから先、大地くんがどうなるのか、それを考えたら全力でおめでとうとか言えないよなーとか思ってしまうのだけど、それでもあの状況であの選択ができる人たちを素直に尊敬する。心から頑張って欲しいと思える。
そしてこのドラマのいいところは母子共に助かりましためでたしめでたしで終わらないところなんだよね。今は産まれてきてくれてありがとうと思っても、今はこの子のためならなんだってできる、なんだってしてやると思っていても、実際障がいがあったりしたら心が折れてしまうかもしれない。それを四宮先生とつぼみちゃんのカットを入れることでしっかり伝える。こういうところにこのドラマの良心があるのだと思う。
というわけで・・・
赤ちゃんに触れてあげてくださいっていう南朋さんは今回もエロかった。保育器の蓋パカって開けるのすらエロかった。「南朋さんエロいよぉおおおおおお!」とゴロンゴロンしながら死にたくなります、自分がダメすぎて。