『手裏剣戦隊ニンニンジャー』忍びの33「八雲を愛したくノ一」

やっくんの言葉が全て恋愛方面に変換されてしまうってのはワンピのベビー5が元ネタ(昔からあるネタだろうけど、直近として最も印象が強いのはコレかなと)でしょうが、そもそもなんでそういう人間よ?ってな話だよなぁ。たかが1話の怪人にそんな背景いらねーだろって言われたらそれまでだけど、(ベビー5を想起させるだけに)そこいらへん全く説明がないからやっくんの言葉を変換するくだりが唐突すぎて。
でも結局ゲキアツダイオーにまで惚れたってことは単に“惚れっぽい”ってだけだったんだろうけど(そこまではむしろスズメバチに感情移入じゃないけどちょっと可哀想だな・・・って思う気持ちがあったりしたのに、ロボにまで惚れるとか何でもいいんじゃねーかwってなったよねw)、であるならばやっくんの言葉をすべて超訳してどんどんと恋心を一方的に加速させていくってのはそれでいいとして、やっくんにドキッ☆となる最初の言葉だけはもっとそれっぽい(そう聞こえる)ようなものにしたほうがよかったかなーという気がする。
でもロミオやっくん素敵だったし騙した女にちゃんと向き合って決闘するのもカッコよかったし、多分やっくん的には毒で苦しんでる仲間の命を救いたいってのはもちろんだけど、そのためにスズメバチの気持ちを利用し騙すってのは心苦しい部分もあったんじゃないかと思うのに、目の前であっさり別の男(ロボだけどw)に乗り換えられるのを見せられるというオチまで含めやっくんメイン回としては満足です。
あ、そうそう、スズメバチのおかしな言動の理由として「やっくんが自分のこと好きだって勘違いしてるんだ」と誰よりも早く気づく凪ってのは結構興味深い。
そしてロミジュリぐらい大人なら知っててほしいの旋風さん・・・そんな風貌しててロミジュリも知らないとかむしろ詐欺です・・・・・・。