『エイジハラスメント』第8話

入社試験で役員目指すとぶち上げてたはずの主人公が22か23で結婚したいとか言ってたけど、確かにこれも成長というか、主人公の変化と言えるのでしょうが、わたしは一体なんのドラマを観ているのだろうか感が凄まじい(笑)。大卒だから今すでに22にはなってるだろうに、こんなこと言ってるような女にハラスメントがどうとかてめえ五寸釘ぶち込むぞとか言われたくねーんですけど(笑)。
まぁその発言は具体的な相手がいるから、つまり保科課長と結婚したいって意味なのでしょうが、たかだか2回程度の肉体関係でそんなことを考えるとか浅はかすぎて。
でもわたし初回からずっとこの商社での総務の扱われ方に疑問というか違和感というか、そんなものを抱き続けているのですが(総務ってどちらかといえば力持ってる部署だというイメージなので)、業務時間中に他部署の課長を巡る三角関係(一人は不倫)を課員がバラすわセクハラでっちあげて部長を脅すわ、こんなことばっかやってればそりゃあ社内で見下されますよね!と、ようやくこのドラマの世界観を掴むことができた気がします。
それなのに、え?次最終回なの??。野間口さんがようやっと本性チラ見せしたところなのに???。
で、どうなることかと心配&期待していた麻生さんは一瞬ヤバイ空気になったけど、ミルクさん(笑)の活躍に紛れてせっかくの暴露があっという間に消化されてしまって拍子抜け。
でも結婚発言が出たとたん、悪意の矛先が英美里からミルクさんに速攻で変わったのはリアルというか、とてもよくわかりますw。そして相手が自分よりも不幸だとわかった瞬間優しくなれる(慰めモードに入れる)のも。それが「友達ごっこ」だという自覚があることも含め、わかってしまうのが女という生き物なのです。そこをコメディタッチで描けるのは牧子ならではだよね。だからわたしは牧子ドラマが好きだ。