『刑事7人』第8話

走ってきた人間に突き飛ばされて倒れたらそこにたまたま石があって頭打ったって、これまた豪快なはぐれ死だな(笑)。
冒頭のもめごとはミスリードであることは明らかだし、方向性としては予想のつく話ではあったんだけど、この死因(死の状況)だけは意表を突かれました(笑)。
だって電車通過してるとこなんだぜ?。例えば曲がり角付近とか、前方が見えない状況なら出会い頭にぶつかってってなこともあるかもだけど、この状況ならコンビニ強盗犯も電車通過待ちをしなければならないだろうに。ついでに言えばあの状況であの死体が発見された場所まで吹っ飛ばされるとかいくらなんでもないだろうよ。
演出の都合ってことだけならそういうものとして流せるけど、これは天樹の推理の肝である“時間”そのものに関わることなわけで、死んだ女囚も刑務官も「本当の貌」があったという主題はよくてもそういうところが雑なのが残念だなぁ。