『表参道高校合唱部!』第4話

原宿祭りショボ!!(笑)。学校の中庭で合唱コンサートはあれでいいとしても、屋台が出てるとこもうちょいどうにかならなかったかよ(笑)。
有明先生が再び指導者として立ち直る(有明先生を生徒たちが受け入れる)話としては悪くなかったけど、原宿祭りのあまりのショボさに予算あんまりないんだろうなーと冷静に見ていられませんでした。
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うそです・・・。小山田くんがあまりにも需要な役すぎて(出番が多すぎて)動揺しまくっていただけです・・・・・・。
だってだって、雨で停電になった夜の校舎で二人っきりになる城田(無精ひげ)とガウチ(白シャツ)の握手なんてものを見る日が来るだなんてまさかまさか思ってもみなかったもん。わたしの人生にこんな瞬間が訪れるだなんて思ってもみなかったんですもの!!。
え!?いいの??わたしおかね払ってないけどこんなのみちゃっていいの?????。
なんか・・・なんかすごく・・・・・・すごかったです。すごかった。
ていうか、踊れとは言いませんが小山田にソロパート与えないならなんのためのガウチだったのかと・・・。
普段はどもっちゃうけど不思議と歌はどもらず歌えるから合唱を生きがいにしていたってんならその歌を聴かせなきゃ、小山田にとって歌うことがどれほど大切なことなのかってことが伝わってこないじゃないか。
いやだからといって学園天国歌わせろとか言いませんが!(キャラを無視していいならあの人のキーと声なら歌えないことはないと思うけど)、5年前の合唱曲をメドレーの最後に合唱部員だけで歌い、そこで小山田にソロ歌わせるってな演出は無理・・・・・・・・・・・・・・だったんですよねすいません調子乗りすぎましたほんとすいませんっ><。
でも小山田母には生徒に混じって合唱する小山田くんの姿を見せるか、「先生みたいな教師になる」という夢を聞かせるか、どっちかはすべきだったと思うの。
直接のキッカケは口パク強要だったけど、小山田くんが自殺しようと思った理由はそもそも友達が出来なくて人生に絶望しかけてたことにあるわけだよね。そしてその理由は上手く喋れないからであるわけだよね。そのことを誰よりもわかってるのは母親だと思うんだ。母親は、言い方悪いけど“そんな子”に産み育ててしまった自分を責めてるんだと思うの。それが辛いから、誰か=有明に“理由”を求めてるんだよね。
そんな母親にとって息子が「教師になる」という夢を語るってことは、有明と同じように『赦された』ことになるんじゃないかな。
小山田の「訴え」がどんな内容なのかわからないけど、成人してることだし原告は小山田自身だよね。その小山田が訴えを取り下げると言ってる以上、この問題は“終わった話”ということにはなるだろう。でもバイトに行く息子に対し大検受ければ医者でも弁護士でもなんでもなれるとか言ってたよね?。わざわざこんなカットを入れたのは母親自体も小山田の枷であるってことを描くためだと解釈したんだけど、そうであるならば母親との関係も含めたうえで終わらせるべきだったと思うんだけどなぁ。それこそ合唱聴きに来て老人会と間違えられた(笑)校長がそうとは知らせず(訴訟について話があるとかなんとか嘘の理由で)母親を学校に呼び出しコンサートで歌う息子の姿を見せるんでもいいわけだし、教師になるって言ったあと帰宅した小山田が母親に「夢のために大検受けるよ(だから訴訟なんてもうやめよう)」ってひとこと言うだけでもエピソードとして綺麗にまとまっただろうに。
せっかくなかなかいいメンツ揃えてるのに主人公以外の合唱部員たちが合唱要員でしかないのもそうだし(今回高杉くんにガヤ以外でまともな台詞あったか?)、どうも一味足りないというか、かゆいところに手が届かないというか、2話以降そんな感じはあるかなー。