『民王』第2話

1話ではどうみてもその筋のひとにしか見えなかった圭哉が公安の腕利き刑事であることはわかってましたが(事前情報として知ってはいましたが)、米国から盗まれた?脳波?を操作?するビーム?が総理に向けて発射された?ってなんだよwこれってそういう話なのかよwww。泰山が狙われたのは当然「総理大臣」だからでしょうし、翔はその息子だからってことで納得するとして、その情報を既に公安がキャッチしてるとかやべえ世界観がわからんw。武藤親子と官房長官と秘書だけでも充分ひっちゃかめっちゃかなのに、この上スキンヘッドの公安刑事まで絡むとかどうなっちゃうの!?w。
声を上げて笑っちゃうような1話だったのに対しニヤニヤしてホロっとする2話でしたが、引き続き面白い。
しかしモフモフン体操、中身翔の泰山が「メジャーではありませんが」って言うぐらいだからアンパンマンさんとかドラえもんさんとかまる子さんとかさ、そういう“誰もが知ってる国民的アニメ”ってわけじゃないと思うのよね。アパレル展開してるぐらいだしキャラクターぐらいはみんな見たことあるかもしれないけど、せいぜいが“アニメのキャラクター”だってことはわかるって程度なのではないかなーと。で、例えば●●みたいなって具体例を考えたんだけど、メジャーではないけどOPだかEDだかのダンスを社会人となった者たちが世代を問わずノーリハーサルでバッチリ踊れるようなアニメって浮かばないのよね。つまりメジャーじゃないのにみんな当たり前に踊れる・・・なんてことはない(と思う)わけですよ。泰山(中身は翔)の発言がなければ普通にアンパンマンさんみたいなものだろうと理解できたのに、なんでわざわざ「メジャーではない」ってな発言を入れたのかなぁ?。
・・・まぁ、それこそ普通に考えて男子大学生がアンパンマンさんやドラえもんさんのグッズを身に着けていたら引かれるだろうし、“メジャーではないけど”ってところが翔のセンス・感性であり引いては人間性を構築するための必要な要素だってことなんだろうし、翔君と付き合いのある真衣さんは踊れても不思議じゃないから、ノリノリのキレキレで踊る中身翔の総理に釣られて真衣も踊る、そしたら寿司屋の店員やSPの中にもなんとなく踊れる人がいて、総理のダンスを見てたら徐々に思い出しひとりまたひとりと加わっていき、そして最後に僕は踊りませんよってな顔をしてた貝原が狩屋を巻き込み加わってのアレだと脳内補完できますが。もちろん貝原は最初から完璧に踊れます!w。
ていうか!ていうか!!!一生くんのダンスがエンケンさんの身体に隠れてほっっっっとんど見えないってどういうことだよコラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!
わたし思わず自分の位置を変えたからね。わたしがズレれば一生くんが見えるんじゃないかと思って座り位置ずらしちゃったからね、思わず!!(まさか円盤買えば貝原さんのダンスがしっかり拝めます!なんて阿漕なお知らせが待っていたりはしま・・・せんよね・・・・・・?)。
あともうひとつ、せっかくいい空気感だったのに首元に手をやって襟足触りながら「テヘッ」って笑う自分の癖のせいでマズイ雰囲気になってしまってるわけで、翔のような人間は多分そういう空気感に敏感だと思うんだよね。国のためとか親のためとかそういうんじゃなくって、自分のしたことで他人に嫌な思いをさせてしまうことに敏感なんじゃないかなーと。だから相撲なんて嫌なんだけど、本気でイヤなんだけど、でも大統領に「そんなつもりじゃなかった」と分かってもらうためならば仕方ないと考えるのではないかなと。だからあんなふうにヤダヤダヤダヤダこわいこわい><って逃げ回るのではなく、はっけよいのこったでお相撲さんにガツン・・・とは無理だろうからコツンって感じでぶつかってみたんだけど軽く投げられて、痛いのと恥ずかしいのとで立ち上がれないとかさ、“ぶつかってみたけどダメだった”ってな描き方のほうがよかったんじゃないかなーと。それだって「ギックリ腰だから本気だせない」って言い訳はできるだろうしさ。
ってな不満じゃないけど若干の引っ掛かりはありましたが、それでも充分面白いです。
ていうかこの襟足触りながらのテヘっての、単なる翔の癖(乙女系男子のキャラ造詣)ってだけだと思ってたからまさかこんな展開の前フリってか、こういう風にその設定を活かすか!と思ったし(1話で泰山が男になれる=総理になれることが決まったと貝原に言いながらしこ踏んでたのも相撲好きの前フリだったんだね)、翔が好きなキャラクターもまさかこんな重要な役割を与えられてるだなんて思いもしなかったよね。モフモフンが日本経済を救ったんだぜ!?w。もうさ、せっかくいい感じになっても自らそれをぶち壊し続けたところでアンチョコを読んでたことを指摘された瞬間の絶望たるや結構なもんだったけど、その絶体絶命のピンチをこういう流れで“翔が”救うだなんて全く予想できなかったもんね(となると翔の着メロがシュタゲであることもなんかの展開に繋がるのかという期待が生まれちゃうわ!)。
つーかアンチョコ落とした!って気づいたんなら大統領が背中向けてる隙に拾えばいいのに、なんで落ちてるものをあの体勢で読むんだよバカ息子www。もうほんと馬鹿w勉強ができない馬鹿なうえに状況判断もできないとかマジ馬鹿w。なのに「鮑」だけは読めるってところがもう・・・w。
そしてそしてやっぱり一生くんの貝原が最高すぎる!!!!!。
2話が始まったらまさしく激おこモードでプルップルしてんのくっそ可愛いw。総理や官房長官が立ってるというのに天守閣の床几でいいのかな?椅子に座ってるどころか胡坐かいてるとかw。なんだこのふてぶてしい生き物w。
国会関係者の間では当然総理の原稿は貝原秘書が作ってると知られてるだろうわけで、貝原にとっては自分の失敗のようなもんなんだろうなぁ。絶対読めるだろってな漢字にまでこれみよがしにルビを振りw、「みぞう」「ちょくめん!」と前のめりで念押しし、それなのに馬鹿息子に「そんなことより・・・」とか言われちゃって、「そんなことより!? そ ん な こ と よ り!?」ってブチ切れる貝原可愛すぎんだろうwww。
そんでもうヤダっ!って逃げ出した馬鹿息子を「翔君!」と追いかけるのかと思いきや、天守閣から見下ろして「あ、落ちた。くやしそうに立ちあがり、こちらを振り返り・・・今、部屋へ入りました」と冷静に実況w。
上司である総理にも相変わらずの辛辣っぷりで、「俺はハニートラップに引っ掛かったことは一度もない!」と豪語した総理に「そうでしたっけ?」とクールに言い放ち、さらにずずいっと近づいて「・・・そうでしたっけ??」とダメ押しw。そしてそこから部屋から出てこない翔を釣る“人参”の存在に思いあたり、連れてきた真衣を「人参でーす」ってこの人ほんと容赦ねーなw。
でも相撲部屋で中身翔の泰山が醜態をさらしたのを見て“父の代わりに”と翔の姿で相撲を取るべく用意してきた泰山を見て、ちょっと誇らしげな顔をしたんだよね。泰山的には相撲するならまわしの下に白パン穿くなんてありえないことだと思うのよ。でも翔は違う。そして今自分は翔の姿である。だったら白パンを穿こうと、泰山のそういう気遣いに対する微笑みだったと思うの。用意が早いなって突っ込む狩屋に「最初から下に穿いてたんでしょう」と冷静に返したのはそんな自分の気持ちを知られまいとする照れ隠しなのだろうと。
細っこい翔の身体で力士に全力で体当たりする中身泰山を見ながら、優しい笑みを浮かべてたもんねぇ。
だから蔵本にウチに来ないか?と誘われるも「私の忠誠心は山よりも高いので」と答えた貝原さんにはキャアアアアアアアア///ってなったのに、なったのに!
「・・・参考までに報酬はおいくらほど?」
って貝原おまえwwwwwwwww。
これ貝原的には本気の本気で「参考」にするつもりなんだろうなぁw。この先泰山に我儘言われたりハニトラの後始末させられたときなんかに「蔵本議員はこれだけの報酬を出すって言ってたなー」とかシレーっと言う貝原の姿が目に浮かぶもんw。武藤泰山を動かす(操る)カードが1枚増えたぜシメシメってなもんだろw。
思うにこの貝原という男は武藤泰山に忠誠心を抱いていることはまぁ間違いないんだろうけど、それよりも“この国を動かす人間”を動かすことに喜びを見出してるんじゃないかなぁ?。そういう意味でも自分が担ぎ上げる人間(駒)として『武藤泰山』という男に魅力を感じてるんじゃないかなーと。つまりこの先武藤泰山が担ぎ上げるに値しない男だとなったら見捨てることも厭わないのではないかなーと。貝原にはそれぐらい腹黒であってほしい(笑)。
ところで、馬鹿総理だの無能内閣だのと揶揄されてるニュースを消すべく内ポケットからリモコンを出したのはどういうことですか?。リモコンどころかタブレットも出てくるし、あれかな?貝原さんのポケットは四次元ポケット的なソレなのかな??w。