『明日もきっと、おいしいご飯〜銀のスプーン〜』

え?母ちゃんたった2か月で再発しちゃったの・・・?。
ということは、え?前回の入院がどのくらいの期間だったかはっきりしないけど、2.3か月だとして、律が自分が養子であることを知ってしまってからまだたかだか半年弱ぐらいしか経ってないってことなの・・・・・・?。
そんな短期間で一体どれだけのことがあったよ?
・律が養子であることが発覚
・みつ子によるものすごいうっかりダメ押し
・律が花束持って産みの母親である真也に会いにいく
・弟がいることが発覚
・路加という弟はどうやら育児放棄され気味らしい
・なので路加を早川家で預かることに
・(従姉妹の環とみつ子の確執)
・(環家出)
・真也が路加と無理心中未遂
・律のバイト先の絹江さんが実はお母さんのお母さん、つまりお祖母ちゃんであることが発覚
・絹江はかつて恭子と圭介の姉弟を捨てて画家になるべくパリへ行ったという過去が発覚
・絹江倒れる
・なんだかんだで絹江と恭子の母娘が和解
・マスターと絹江が正式に結婚
・(どさくさ紛れに圭介とも和解しみつ子義母に挨拶)
・律がバイトすることになった設計事務所の社長がなんと実の父(和田さん)
・(真也、母親から500万の手切れ金を渡される)
・路加は実の父に引き取られることに
・隆ドクズ
・律の誕生日を早川家と路加と真也みんなでお祝い
・恭子癌再発
・真也行方不明に
・真也をおびき寄せるべく律が路加とすりりんご
・やっぱり真也が律を育てることに
・真也に「産まれてきてくれてありがとう」という言葉とともに中学生の時に買った銀のスプーンをもらう律
・(真也の店のマスター、路加の子守りをさせられる)
・(恭子の代わりにみつ子が工場で働くことに)
※()は律とは直接関係のない出来事
って、ちょっと思い返しただけでもざっとこんなもんだぜ??これがたった2か月の間にあった出来事だなんて、激動すぎるだろう。
ていうか、最初にお母さんが入院するまで、つまり2か月ちょっと前まで律は料理とかぜんぜんできなかったんだよね?。お母さんが入院したことで弟と妹にご飯を食べさせなきゃ!ってんでレシピノートに倣って料理をするようになったってことなんだよね?。それで19歳の誕生日にフードプロセッサーを欲しがっちゃうのかー。
たった2か月の間に早川家の人間をのぞいてみんな大なり小なり「変わった」と思うんだけど、その象徴が料理男子になった律、なのかなーなんて思ったり。
あ、あと大輔くんも変わらなかったよね。こっちは悪い意味で。
先のことを考えれば手術したほうがいいんだろうに、もし日常生活に支障が出たら子供たちを育てられなくなるかもしれないからと抗がん剤での治療を希望する恭子ちゃんに、なぜプロポーズしないんだ大輔!。
恭子ちゃんが手術しない理由はズバリ「経済的な理由」だろうが。自分が働けなくなったら律はともかく調や奏の学費やらなにやらを稼げなくなると、だから日常生活に負担が出るかもしれない手術を選べないってことだろうが。だったら「その時は俺が養ってやる」となぜ言わないんだ大輔!!。
ダメでもいいんだよ。大輔くんに迷惑かけられないからとか、死んだ夫以外と結婚するつもりはないとか、断られたら断られたでいいんだよ。
お金の心配をしなくていいとなったら手術を選べるかもしれないじゃん。肝心なのは「自分は恭子ちゃんに手術という選択肢を与えることができる」ってことなのよ。
太陽さんに遠慮してとかあるのはわかるけど、でも大事なのは過去より未来だろうが。
調がいろいろけしかけてたのはそのフラグなんだと信じてたのに、なに裏切ってくれちゃったんだよ大輔くん!このヘタレが!!。


とまあ最後にして大輔くんにはガッカリさせられましたが、なんだかんだで悪い人がいない、あったかい作品でした。
そして高杉くんが麗しい!!文句なしに美しい!!。静止画(暗い部屋の中で銀のくまさんスプーンもってるカットとか空を見上げるカットとか)をこれだけ魅せられる若手はそうはいません!!。
子供とキャッキャしたり泣いたり憂いたり、『現在(と書いていまと読む)』の高杉くんの魅力がギュっとつまった、今の高杉くんだからこそ演じられる主人公で、画面を観てるだけで毎日満足でした。
ライダーも相当キツイと聞きますが昼ドラも過酷と聞きます。そんな現場を2つ続けてこなした高杉くんの今後がほんとうに楽しみ。