『天皇の料理番』第9話

ついに兄やんがー。
なんかもうちょっと、今回は見事すぎて言葉がないです。掛け値なしに神回だった。
篤蔵の仕事の成功を家族みんなで祈願し、そして哲太が「そしてそれをあいつに見届けさせてやってください」って言った瞬間、なんだかわからない感情で胸がいっぱいになりました。
予告で太陽を見上げながら篤蔵が「誇りになれましたか」って言うのは兄やんの死を知ってのことだと思ってたけど、兄やんが見届けられてよかった。ほんとうによかった。篤蔵の料理を口にすることもできたし。
ていうかなんかわたしホッとした。もうこれ以上ボロボロに痩せ衰える兄やんってか鈴木亮平を見なくていいんだと思うと心底ホッとしてる。
なにもここまでせんでも・・・と思ってしまうのだけど、でもここまでしなくちゃ駄目だったのだろう。それが鈴木亮平という役者の『真心』なのだろう。
そういう想いがこのドラマを作ってるんだよね。脚本や音楽含めた演出もそうだし、JINを作ったスタッフだけあって技術面での巧さを感じるけど、それに加えてこの作品を作ってるひとたちの想いが今回は特に伝わってきたように思う。熱意であり熱量、それを体現したのが鈴木亮平の兄やんなのだと。


というわけで、もしまだ読んでない人がいたら兄やんのブログに今すぐ飛んで!!
http://ameblo.jp/suzuki-ryohei/entry-12041481433.html

こんなことが言える(書ける)ような場を与えられ、全身全霊でそれを演じるという経験をし、そしてそれを作品として残せるだなんて、尊敬するとともに強烈に嫉妬するわ。