『手裏剣戦隊ニンニンジャー』忍びの16「父ツムジはスーパー忍者!?」

あれ?これ旋風さんが子供のころは天才と呼ばれたほどの忍術の使い手だったのに、ある時突然だったかいつの間にかだったか忘れちゃったけど、とにかく忍術が全く使えなくなった背景には何かドラマがあるんじゃないのコレ??。
具体的に言うと、おわりの手裏剣絡みで。
だって「俺だってラストニンジャの息子だ」って、その通りじゃん?。
確か番組開始当初の感想でも書いた記憶があるんだけど、本来ならば旋風さんたち親世代が戦うべきだと思うんだよね。学生でもなく働くでもなく忍者修行がメイン活動っぽい天晴はいいとしても、他の四人は学生なわけで、特に下の二人はまだ高校生なわけで、わざわざそんな子供たちを“ラストニンジャの孫だから”って戦いに駆り出して親たちは何やってんだよってな話だよねぇ?。好天さんの子供が何人いるのか知らんけど、全員が全員忍術の才能がないってこともないだろうから、才能のない旋風さんは仕方がないとしてもある人は戦えばいいのにと思うわけですよ。親子三代とかカッコいいとかなんとか天晴が言ってたように、それこそ親世代と天晴が一緒に戦っても何の問題もないよねえ?。ヒーロー番組だからという観点はそれとして、物語として。
で、旋風さんの「俺だってラストニンジャの息子だ」ですよ。
もしかして、好天さんは息子・娘にそれぞれおわりの手裏剣に関わるなにかを授けたか預けたかしたんじゃないかなぁ?と。そしてそれに伴い好天さんが子供たちの忍者としての才能(忍タリティー)を封印したとか。
もしくは、牙鬼幻月を封印するべくおわりの手裏剣を使うためには膨大な忍タリティ―を必要とするんだけど、好天さんの持ち忍タリティーだけでは足りず子供たちからそれを言い方悪いけど奪い、封印に使ったとか。だから旋風さんは天才ではなくなったとか、そんなことだったりしないかなー。
とか思ってたんだけど、子供たちのピンチに火事場の馬鹿力的なそれで忍術出せちゃったからそんなことはないですよねー。
とか思いつつ、でもでも天晴たちは発動アイテム(手裏剣)使って忍術を出してるのに対し旋風さんはは所謂『素手』で出してたわけで、潜在能力としては天晴よりも上なんじゃないか・・・?という気がしなくもないです。
とかいろいろ考えちゃうぐらい、今回は面白かった。面白さのハードルどんだけ下がってんだってな気はするけど。
旋風さんが物語に絡むのも、ただ単にウィークポイントというだけでなく旋風さんが落とした万年筆が妖怪の材料になったという明確な理由付けがあったし(旋風さんが特売日には必ずこのスーパーに来るってことは調査済みなのに、その旋風さんが“どこから来るのか”ってことはわからないってのはまぁ・・・よくわかりませんがw)、話のオチも頑張った父親に娘がちゃんと「ありがとう」と言い、兄妹揃って父親の買い物に同行するというほのぼのしたエンディングで気持ちがよかったし。
ていうか今回天晴「もえてきたー」って言わなくなかった!?。そのせいかどうか、今回の天晴は出来るバカレッドで出来るバカ息子で、でもそれが嫌味じゃなくて悪くなかったと思うの。
・・・本来というか、当初想定してた天晴像ってもしかして今回みたいな感じだったりして。