『ヤメゴク』第3話

女子高生と付き合う吾郎ちゃんってその設定の時点でデザイナーをやめた(足抜けした)途端振られるというオチが確定(予想できたとか読めたとかそんなレベルではなく確実にわかるw)してるわけで、今回の見どころはそれをどう笑いというかオチとして成立させるかというただその一点のみでしたが、普通も普通、なにひとつひねりのない振られかたで逆に驚いたわw。自分にとって価値がなくなった男にビンタかます女子高生の将来はかなり心配だけどw。そういう意味では麦ちゃんさんの決めセリフである「貴方は苦しんで堅気になるんです」っての、吾郎ちゃんにとっては女子高生に振られたことがその『苦しみ』だってのもちっちゃ!!!ってな感じだけどw。
あ、でも暴排条例がいかに堅気に負担を強いるものなのか、暴排条例に従うにあたり矢面に立つのは堅気だと、それを真っ向から説明するってのはなかなか面白いというか興味深いシーンだった。
つーか今さらだけどてっきり対やくざの戦闘要員として暴対から人員を引っ張ったんだと思ってたのにこうまでヘタレだと三ヶ島なんのために存在してんの?と。ドラマ的(作劇的)という意味ではなく劇中の人事の意図として。大勢のやくざに囲まれる中で身長差がある二人が背中合わせになるのとか見たいんだけどなー。
そして貴船組のスパイだと思ってた(であってほしいと思ってた)勝地は元捜査2課で異例の人事で今の職場に出向してることが明らかに。言われてみれば顧客が被ってるとはいえ外部(民間)組織の人間である勝地が警視庁の内部にこれだけしょっちゅう出入りできるってのはおかしいわけで、なるほど、そういうことなのか。
でも「捜査2課」ってことは経済犯罪を取り扱う部署なわけで、ということは貴船組の客分が勝地である可能性が極めて高くなった、感じ?。
そして飛ばされた理由について問い詰めようとした三ヶ島を麦ちゃんさんが遮ったように見えたのがわたしの錯覚でなければ、勝地が飛ばされた理由を麦ちゃんさんは知っているのだろうし、客分が勝地であるならばそこに麦ちゃんさんがいっちょかみしてるのではないかと。敵だとしても味方だとしても。