『ヤメゴク』第2話

まさか就職祝いとして贈った時計にカメラが仕込んであったとは思わなかったんで、全部麦ちゃんさんの計画通りには思わず感心してしまったわ。ホテルの支配人とかまさか悪人なのか!?ってハラハラしたし。
でも暴力上等の世界で生きてきた元ヤクザなら多少危ない目に遭うことも想定して囮に使ってもいいとして完全なるカタギの支配人を脅して手先に使うってのはマズイだろとは思ったし、最初からカタギとして拉致監禁されたでんでん元組長がやったことにするつもりだったんなら先に手を出してくれてありがとうございますもなにもねーだろとは思ったけどw。
まぁ普通の人、いわゆるカタギの人間だって一度ドロップアウトしてしまったら立ち直るのは難しいわけで、それがヤクザ、しかも税金遣って立ち直らせてやるだなんて心情的には微妙なんだけどさ(だからちゃんと劇中でクレームの嵐ってな描写があったけど)、最初に立ち直らせる元親分役としてでんでんを配置したのは計算だよなー。
つーかでんでんとこの訛りまくりの三浦理恵子の『夫婦』ってエロくねえ!?(笑)。
で、一緒に行ったはずの勝地が「思わず逃げちゃいました」っつってたの、これどっちかなー。勝地の仕事って「元暴力団員に就職をあっせんする仕事」なんだよね?。元とはいえ暴力団員相手の仕事であると。そんな仕事に就いておきながら怖かったもなにもないと思うのよね。だからこれは嘘というか、あの場から姿を消す必要があったのかなと思ったんだけど。
じゃあそれはなぜか?。実は勝地はエンケンさんが秘密裡に送り込んだスパイだからなのだ!なーんてことだったりしないかなぁ。
・・・って、思いながら見てたんだけど、でんでん親分の情報が筒抜けになってるのはスパイ(勝地)が漏らしてるからだと思いきや、麦ちゃんさんでしたーってなことだったんで、ほんとに怖かっただけですよ?ってことかなー。
勝地の素性は今後の楽しみにするとして、そこに物語上の意味があるにせよないにせよ堤演出の特徴といえば食事シーンですが、わたしこれまでネタ的な意味では楽しんでいたものの食事それ自体はいいなーとか思ったことなかったんだけど、今回の職場でお好み焼きは初めていいなーと思ったw。ホットプレート囲んでるのが哲司に一輝、そして花柄エプロンの勝地って好みの男だらけであることも含めw(俺の棒も入れてやってもいいw)。
でもこれそれこそSPECのような地下の奥深くにある行きつくだけでも大変な場所にあるなら職場でお好み焼き大会しても“バレない”だろうけど、雑誌の取材を受けるような部署だし職場環境としては“普通”だと思うのよね、未詳あたりと比べたら確実に。そんな環境でお好み焼き大会してても許されて・・・はいないかもだけど黙認されてるであろうのは、やはり人事にコネがあるという麦ちゃんさんがいる部署だから特別に御目こぼし的な、触らぬ神には的な、そんな背景があったりするんだろうな。
あと足抜けコールの下三桁「864」がヤクザ「ヤメロヨ」なのかヤクザ「ヤロウヨ」なのかってこういうの大好きw。土下座のあと髪型チェックして叫び声あげるのもよかったし(カタギの間ではモノを頼むのに土下座なんてしませんよ麦ちゃんさんw)、一輝三ヶ島可愛すぎてやばいw。