『ゴーストライター』最終話

ドレスアップしたリサと由樹にガン無視される哲司編集長!!!!!この瞬間のためにわたしはこのドラマを見続けたと言っても過言ではありませんっ!!!(この哲司にゾクゾクしてたらそのあとリサが「ゾクゾクする」とか言ってくれちゃったもんだから中谷様とシンクロオオオオオオオオオ!って超興奮しましたw)。
あの閉まる扉ごしの哲司最高にみっともないカッコよかった。もっとグギギギギって悔しさを見せるかと思いきや、哀しそうな、寂しそうな目をしてんのがたまらなく!!。
そんで鼻を折られて終わるかと思ったら「今でも一番感想を聞きたいのは貴方」と言われて「語りだしたら3時間は掛かる」って鼻の穴おっぴろげる哲司最高に小物可愛かったw。イイ奴じゃないんだけど、悪い男じゃないんだよねw。
そして新人賞に応募した息子は菜々緒にツバつけられるんだろうなーと妄想してこれまた興奮(笑)。さらに若い男と菜々緒のアレコレを想像し悶々とする品川先生がその嫉妬心を元に大傑作を書くところまで妄想(笑)。
どうなることかと思った息子だけど、リサに対して「母親のことを嫌いなら嫌いでいいんじゃない(嫌いな自分を受け入れればいい)」と言ってやる、それは自分に対しての言葉でもあるわけで、なかなかいい着地点だと思うし、ライダー後の仕事としては最高と言っていいのではないかなと!。高杉くん目当てとしては目新しさこそないものの充分満足です。


作家という人種のエゴを、そして母娘であり女同士の関係性、女の性を描きながらも男前なドラマだったように思う。土下座やら舞台挨拶で暴露やらいかにもなドロドロ展開で釣っていたのに、なぜか潔さを感じたし。
台詞以外の表情やちょっとしたカット、小説で言えば「行間」にあたるであろう部分が硬質だったせいかなぁ?。余計なことを言わずに汲み取れ!的な画面作りだったというか。
そしてなによりも中谷美紀が壮絶に美しかった。このドラマの中谷美紀はどこをとっても美しかった。中谷美紀が演じる遠野リサの吸引力、カリスマ性、それがこのドラマの全てだったと思う。雑な展開(描写)もそこそこあったしけど、中谷さんの存在感と演技力でカバーされちゃってたもん。いい意味で中谷さんによる雰囲気ドラマだったよなーと。
ファッションも素敵だったなぁ。わたしもこういう格好ができるといいんだけど(スタイル的に無理でーす!)。