『手裏剣戦隊ニンニンジャー』忍びの1「俺たちはニンジャだ!」

いやあ・・・壮絶なまでに全員棒だな。おまけに声が聞き苦しい。名乗りが聞き取れないとか致命的すぎんだろ。特に赤は元々の声質がよくないっぽいから滑舌なんとかしないとマズイ。
おそらくそれを見越して?というか、そこいらへんのフォローとして説明役に矢柴さん、それから物語とニンニンジャーを締める存在として笹野さんというベテランのお二方を配置したということでしょうが(でもラブアンドピースとか言っちゃってて笹野さんが一番ファンキー暴走じいちゃんな気がしなくもないけどw)、トータルでみてここまでスタートラインの低い戦隊も久しぶりな気が(普通一人ぐらいそれなりに出来そうな子が入ってるもんだけど)。
でも雰囲気はわるくない。全員従兄弟(従姉妹)で全員がラストニンジャと言われるじいちゃんの孫という関係性もわるくないし、赤の言葉に全員が「やってやるぜ」ってなるのも血筋ゆえのことだという説得力があるし、忍者一番刀を忘れて取りに戻ろうと振り向いたら親父が息切らせつつ刀抱えて持ってきてくれたとかちょっと興奮しちゃったし。
これ、みんな孫だけど爺ちゃんと同じ苗字なのは赤と白だけということは、笹野さんの息子は矢柴さんだけであとは全員娘ってことなのかな。なんかこのとーちゃん女姉妹の雰囲気あるもんなw。
忍者の敵が妖怪ってのは微妙にわかんないけどw、でも妖怪の親分が444年だっけ?ごとに復活するからそれを阻止すべくニンジャが存在してるってのは設定として明快で(数え間違いしてたってのはどうかと思うけどw)、でも自分達がニンジャの血筋であると理解しつつも爺ちゃんが封印したから444年間は平和だと思ってたってのも気持ちとして理解できるし(爺ちゃんがラストニンジャとして敵ボスを封印したのってどれぐらい前なんだろうね?封印時の爺ちゃんの外見からして今と全く変わってないんだけどw、それが10〜5年前ぐらいのことであるならば今現在においてはまだ孫世代ではなく子供世代、つまり5人の親がニンジャとして戦うべきなのではないかと思うんだけど(学生もいるわけだし)、1世代飛ばして孫世代に444年に一度の封印活動をさせることに果たして理由があるのか、あるとしたらどんな理由なのか)、だからそんなつもりじゃなかった彼らがこれからどんな立派なニンジャになってくれるのだろうかと素直に応援できそうで一安心。バナナの皮で滑って転ぶ妹を助けてやるぞ!な兄ちゃんに一ミリもときめかなかったけどそれはそれでw。
だがしかし青が「魔法の勉強」してるってのは世界観として理解できーーーーーーーーーーーーーん!!!(笑)。
忍法も魔法も同じ「法」だけどさー、とりあえず青はなんのつもりで魔法などというものを学んでいるのか早いとこ教えてほしい(笑)。
というわけで、わたし今年はなんちゃって中丸くんな青推しで!!(黄色→青の「やっくん」って呼び方が可愛い)。
ビル壁がクルッとなって赤ロボが出てきたりアスファルトの地面がクルっとなって黄色のダンプが出てきたり(なんでダンプ?ってこっちが聞きたいしw)桃のリニアに白のわんこが乗ってたりと合体前提とはいえ統一性皆無の土台セレクトやギミックがなかなかにツッコミ上等な感じのオトモ忍はいいとして、合体ロボが無理やりすぎるwww。足に押し込んだわんこも大概だけど軸になる赤ロボのポジションってか体勢ひどすぎだろうw。中は一人だけが担がれる御神輿状態だしw。これひとつでギャグ戦隊であることは明白ですよねw。


とりあえず、楽しそうだと思える初回でよかったー。ガマガマ銃買わなくちゃ!。