『銭の戦争』

わたし韓国ドラマって吹き替え声優目当てでジャイアントという作品を1本完走したことがあるぐらいでほとんど見たことないんだけど(ちなみにジャイアントは最終的に声とか関係なく観ちゃってたぐらい面白かった)、そんなわたしですら「韓国ドラマ臭」を嗅ぎ取ることができました。神社で暴れたり葬式で父親の遺影に抹香投げつけるとか、吐いたもの食べろとか500円玉落としたからけろ(泥棒扱い)とか、まぁ・・・言わないよねーw。内容のエグさよりもわかりやすいシーンのエグさで見せるというか(銭つながりでいえば銭ゲバのほうがはるかにエグいし(現時点では))そこいらへんに韓国っぽさを感じます。
つーか婚約者の親から手切れ金貰って帰宅する途中チンピラに襲われてその金奪われるとかいつの時代だよとw。
30半ばで5000万もの貯金をつくれるほどの才覚がある主人公なんで、たとえホームレスからのスタートでも何とかなるだろってな感じでクズ中のクズだった銭ゲバ主人公の上昇っぷりほど見るべきものはなさそうですが、貯めてたバイト代っつって渡した封筒にいくら入ってたのか知らんけど(あの厚みだとせいぜいが20万ぐらいか?)自分は何もしようとしないくせに綺麗ごとばっか言ってる弟も一緒にどん底に墜ちるならば、この馬鹿弟がどう汚れていくのかちょっと興味はあるかなぁ・・・・・・と思うんだけどたまもりくんですからね・・・。ここもっと汚せる若い子キャスティングしてくれたらよかったのに。菅田っちとかさぁ。
で、これ復讐モノなんですよね?。当然主人公が復讐するのでしょうが、復讐相手って誰なの??。1話見た限りでは借金作るだけ作って死んだ父親が悪いんであって、復讐すべき相手は見当たらなかったけど。それなりに社会経験があり仕事もできるのであろう主人公なので、この場合相続放棄して債務整理して自己破産してイチからやり直したほうがいいって判断できそうなものなのに、そうしなかったのは家と工場だけは守りたいと思ったからなんだよね?。でも次回ホームレスになってるってことは結局家を奪われてしまうのだろう。とすると篤郎が金庫に仕舞ったものは工場と家の権利書で(それが篤郎の手にあるってことは誰かが手渡したということになろうわけで、その誰かとは専務あたりか)、工場(の土地?)を奪うために篤郎が仕組んだ絵図だったってんでおのれ篤郎・・・っ!!ってな話になるのか?。
でもどんな話になろうとも中居くんの歌声が聞こえた瞬間ぶち壊しになる未来しかみえません(笑)。
というわけで、とりあえず確実によからぬことを企んでるであろう丸山智己目当てで引き続き視聴します。