『軍師官兵衛』第50回「乱世ここに終わる」

善助が「殿」と呼びかけ太兵衛が「殿」と呼びかけ長政が「父上」と呼びかけそして最後に黙って見守る九郎右衛門様。
大殿の死に際、鼻水だらだら流す九郎右衛門様は最後まで「殿」と呼ぶことはありませんでした。
それが九郎右衛門様らしくて。
(以前、風林火山で共演した当時の亀治郎さんが泣き演技するのにあたりまえに目薬使っててるのが衝撃だったと一生くんが語っていたのを思いだしたりw)
直前まで「三成ぃーーっ!」ってすごい形相で叫んでた長政が「お前とはいろいろあったけど水に流そう」と言って陣羽織かけてやるとか、長政にお前にも善助のような存在がいるだろうと、その者を大切にしろと伝えた直後に仲違いして豊臣派についた又兵衛が黒田武士の心意気と叫びながら死亡とか最後まで唐突だらけの1年だったし、狼煙がロケット花火かと見紛うぐらいの勢いだったりwと思わず首を傾げちゃう演出だらけの1年だったけど(あ、でも大筒ぶっこまれて吹っ飛ぶ秀秋はナイスコントでしたw。つーか掠めるぐらいかと思ったら超間近にドッカンドッカンぶち込まれてて下手したら本人死ぬだろとw)(あと輿の上でだらーんと寝そべって指揮する官兵衛なw飽きてんじゃねーよw)、官兵衛と三家臣を筆頭にキャストの熱演で最後まで楽しく見ることができました。
官兵衛救出シーンの九郎右衛門様による立ち回り、あのカッコよすぎる刀キャッチ最高だったわー。かと思えば琵琶弾いたり笛吹いたりするのは超絶麗しかったし!。
あと忘れちゃならない村重さんな!。哲司村重は前半のMVPでした。
それから本能寺でのカッキー蘭丸の凛々しいお姿や、鎮房をだまし討ちしたとーり長政の壮絶なシーンや(これは今作中No.1シーンだと思う)、それからあっちゃん朝房のスタイリッシュ暗殺シーンなどなどお目当てがガッツリ記憶に残る仕事をしてくれたし、なんだかんだで満足の1年間でした。



又兵衛と長政の別離をしっかり描くであろう再来年早くこないかなーって思ってたんだけど、次回作の予告に居たまるで仁先生のたかおはやっぱり素敵で、ていうか煙管片手に女侍らす高良くんにキャッヒーーーーーーン!!と悲鳴を上げてしまいました。あとあとキャナメも出るんだね!知らなかったので得した気分w。ええ、わたしは激安女です。