『仮面ライダードライブ』第7話「決定的瞬間はいかに撮影されたのか」

人間とロイミュードが共犯関係にあるってのはこれまでで一番興味ある構図だし、ロイミュードの生態であり進化についていろいろと情報が投下されたようですが、どうにもこうにも考える気が起きないんだよなぁ・・・。
ていうか霧子の嫉妬っぷりが見苦しくて。
霧子が持ってたピンクの花束、あれどんなつもりで用意したのか進ノ介にああ言われる“前”を観ないとわかりませんが、確かに霧子は今進ノ介の相棒だけど、だからって早瀬とのことには「関係ない」。それ尤もだと思うけど?。
進ノ介にとって霧子は霧子だし、早瀬は早瀬。どちらも自分にとって大事な存在だけど、だからといって両者をつないでやる必要はない。それどころか、早瀬の境遇を考えれば進ノ介に紹介されない限り霧子が顔を出すべきじゃないだろう。今自分が進ノ介の相棒だからといって、進ノ介と早瀬の関係性に口を出す権利は霧子にはないよ。だからもし自分も見舞いたいと花束用意したのに拒絶されたことを怒ってるのならば、なんて愚かな女なんだということになる。
ここで愚かな“人間”ではなく愚かな“女”と書いたのは、進ノ介が霧子に対し『俺達だけの特別な時間』と発言したからです。その発言の意味は「女が入る余地はねえ」ってことだよね?。もし霧子が男だったとしても進ノ介は同じ発言をするだろうから進ノ介的には女だからというつもりで言ったわけじゃないのでしょうが、霧子にとってはそういう意味になってしまう。進ノ介がそうじゃないと言おうがそこは超えられない壁だもん。そんなことすらわからず嫉妬心剥き出しにしてギャンギャン喚くとかバカだなーとしか思えんわ。
自分もついていこうとしたわけではなくお見舞いに行くという進ノ介に手ぶらじゃなんだからってんで気を利かせて花束用意してあげたってのに、手渡そうとしたら「俺達だけの〜」発言かまされたから怒ってる・・・ってなセンもありえるけど、それだって気遣いの押し付けでしかないわけで、結局めんどくせー女だなってことになっちゃうのよね。わたしはこれを可愛い女だなとは思えない。今のところは。
でもWの所長も最初は心底ウザかったし邪魔だとすら思ってたのに最終的にはなくてはならない存在になってくれたんで、霧子もそうなってくれるかもという期待は捨てませんっ!!(でも変身解除された進ノ介を身を挺して庇うとかそういう方向での有用性は望んでないんだけど・・・)。


今回は(長谷川さん脚本だったからか)浜謙がちゃんと自分の力で情報収集及び分析をこなしてたのがとてもよかったです。あんまり好きじゃないというか、うまくいってるとはちょっと言えないコメディパートだけど、こうやって“仕事は出来る”ってなところを見せてこそのコメディだと思うんで、今後もこの調子でお願いしたい。