『水球ヤンキース』最終話

試合始まってからノコノコやってきたくせにプールサイドにまで出張って「尚弥」って名前呼び捨てにしていいこと言う伝説の番長が全てもってった最終回であった。
かつては泣く子も黙る伝説の番長(←ちょっと盛ってますかね?w)だったのに今じゃこき使われる清掃員ですから、高校時代のアレコレなんぞ社会に出たら何の役にも立たねーんだよとやさぐれてるのが現状だってことはわかるけど、でも黒澤さんがどんな夢を抱いていたのか、なぜその夢を諦めたのか、そこいらへん全くわからないのにカッコいいこと言われても・・・^^としか思えませんが、それはそうとしてイケテツはこれホモなの?。黒澤さんへの甲斐甲斐しさが舎弟のソレじゃないんですけど。
で、教師になるという夢を追うべく勉強を始めた黒澤さんは当然現役教師である千春ちゃんにいろいろとアドバイスを求めるよね。自分を教師の道に導いてくれたひとに恩返しするべく千春ちゃんも黒澤さんにあれやこれやと協力するよね。つまりこれから黒澤さん-千春ちゃん-有起哉の三角関係に突入するわけですね!。じゃにーず相手に恋のバトルを繰り広げるとか有起哉も出世したもんです!。


対戦校のエースの肩を殴打するという暴力行為、いや犯罪行為をした生徒とそれを黙認した教師(コーチ)がなんのお咎めなしという爽やかさの欠片もない展開はスポーツマンシップが芽生えた虎雄主導での円陣でどうでもよくなったというか、当事者(カス高)がそれでいいんならいいんじゃないの?という気持ちになりましたが、エースが選手生命を危ぶまれるほどの怪我を抱えながらも全国優勝までしちゃったという結果はさすがに・・・。目標は全国優勝などではなくカス高の存続だったわけで、それは水蘭に勝ち全国への切符を手にした時点で叶ったわけで、だったら勢い込んで全国いったけど余裕で1回戦負けでしたーでもやるだけやったからみんな笑顔でしたーってほうがよかったんじゃないか?。
水蘭に勝つのはいいのよ。“特定の相手”に対して気合いで持てる力以上のものが発揮できちゃうってことは別に珍しいことじゃないから。でも全国優勝はさすがにやりすぎ。だってコイツら水球初めてまだ3.4か月とかそんなもんだろ?。もともと才能を認められてた龍二とそれに匹敵する尚弥はともかくそれ以外はどっちかといえば運動能力さほど高くないだろう?。そんなやつらが水球用の水深があるプールではなく足のつく普通のプールしかない環境でのたった3.4か月の練習で全国優勝できちゃうって、水球どんだけチョロイねんって話だろ。
それを言うなら全国優勝した結果ならともかく県内でたった2校しかない水球というスポーツで1勝して“県代表”になったぐらいでほぼほぼ決まってたのであろう廃校の予定があっさり覆ったことにつっこむべきでしょうが、まあいいやw。


1話終わった時点ではWBは無理としてもタンブリングぐらいの燃え萌えドラマになるのではないか!?と期待しかなかったんだけど、終わってみれば弱勝てと大差なかった・・・。
ほとんどのキャストが次クールもドラマ出演決まってるっぽいので、次はどんな貌を見せてくれるのか楽しみです。特に有起哉(笑)。