柳 広司『ナイト&シャドウ』

ナイト&シャドウ

ナイト&シャドウ

はぁーっ、このハードボイルドと最後の最後で見えてたものがひっくり返る感じの融合っぷりったらどうよっ!!?。カッコよすぎてため息しかでない。
しかも私の脳内では読み始めて即首藤が堤真一になりましたからね。汁出っ放しですよもう!!。
即つっつんに変換された(変換できた)ぐらいなんで柳さん比としてはかなりエンターテイメント性が高く、柳さんにしか描けない世界観・・・というわけではないのでそういう意味では物足りなさというかなんか違う感は無きにしも非ずですが、ふぁっきんアメリカの目論見をたった一人の日本人がぶった斬ってみせたってのは爽快で痛快。