- 作者: 前川裕
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2014/05/16
- メディア: 単行本
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犯人のみならず主人公もなんか気持ち悪いし美形の刑事も女刑事が向ける好意のいなし方とかあんまり気分良くないし、登場人物がほぼ全員“イヤな感じ”なんだよね。
これがそういうつもりで描かれているならばそういうものとして読めるというか、そのイヤな感じを味わうことができるかもしれないけれど、多分これはそうじゃない。ただイヤな人物ばかりってだけ。もちろんその最たる者が魅力の欠片もない犯人で、やってることもなんの理想もロマンもないし、これは時間の無駄だったとしか言えないわ。