『ペテロの葬列』第4話

大衆居酒屋に居る橋本さんの違和感たるやすごいな。
この人きっとどこに居てもこんな感じなんじゃないかなー。高卒でありながら若くして今多コンツェルン会長・今多嘉親という・・・傑物?大物?とにかく一代で日本を代表するコンツェルンを築いた猛禽と呼ばれる人物の懐刀であるわけだから、そういう意味では“普通の人”じゃないであろうことはわかるよね。ただ有能ってだけでなく、きっとなにかが普通の人とは違ってる。だから今多嘉親に認められ今の地位に居る、居られるんだろうけど、その“なにか”がこの居酒屋でオッサンと向き合う橋本さんの違和感に現れてるんじゃないかなーと。浮世離れ・・・っていうとちょっと違う気がするけど、どこに居てもそこに居ない感じがするというか、ここに居るのにここにはいない感じがするというか。
もともとそういう人だからこそ今の仕事に適していると認められたのかもしれないし(それを今多嘉親が見抜いて抜擢したのかもしれないし)、今の仕事に就いたことでその素質が開花したのかわからないけど、今多嘉親の手足であり影として生きる今現在の橋本さんがこのシーンに集約されてるのかなーって、だから橋本さんは・・・・・・してしまったのかなーって、そんなことを考えつつも井出さんはマジで社内報で橋本さん特集をすべきだと思うぜ!!なんなら全10回の連載にしてもいいと思うぜ!!とか思いつつw、下種演技と森と奥さんの現在を見て失望と憐みと哀しみが入り混じったような表情とのギャップがさすがすぎる千葉哲也さんにゲスゲス攻められる一生くんにハァハァしつつw、原作の橋本さんにそういうイメージはなかったから(そういうイメージを抱かせるような描写はないから)(でも萌えキャラすぎるという意味では特殊なんですけどねw)、これは映像化ゆえの、演じるのが一生くんだからゆえの橋本真佐彦なんだろうなぁと。素敵だー。
原作になかったといえば、編集長の部屋を訪ねる橋本さんのシーンもなんだけど、いつもながら上品な佇まいでながらも編集長への労わりが感じられて、ちょっとこれヤバイわ。橋本さんかなりヤバイ。
って、予告のスーツ脱いだ白シャツ橋本さんなにあれ・・・・・・・・。あんな橋本さんわたし知らない・・・・・・・・・。