『軍師官兵衛』第22回「有岡、最後の日」

求めていた家臣トリオの活躍には程遠いものの、それでも今までの扱いを思えば充分と言っていいであろう殿救出作戦であった。
だって!だってだって織田の間者が捕まったと報告される中表情には動揺や恐怖を一切出さず画面を横切る九郎右衛門様が!「おそらく」ではあったけど土牢の場所を特定し酒で門番を釣りフクロウの鳴きまね(そんなこともできたんですね九郎右衛門様っ!!)(やはり『吹く』のはお得意なんですね九郎右衛門様っ///)で善助に合図を送り、騒乱のなか疾走するひざ下剥き出しの九郎右衛門様が!!門鍵を開けて善助と太兵衛を引き入れると同時に善助から投げ渡された刀をキャッチする九郎右衛門様が!!!そこからの流れるような刀捌きが!!!善助と太兵衛は綺麗な顔に鉢巻きしめてちゃんと正装してるのに対し顔は汚れボロを纏っているのに邪魔者をばったばったと斬る誰よりも凛々しく颯爽としてる九郎右衛門様が!!!もうどっからどう見ても超カッコイイ!!!!!!!。
そしてついに殿を牢から引きずり出し、名を呼ばれ頬に触れられウルッウルする九郎右衛門様は顔汚れてるのに美しかった。これまでさして絆的なものが描かれてたとはとても言えないけど、この時の三人の顔にはしっかりとソレが見えた。
だから善助を先頭に殿を背負った太兵衛が続きしんがりを務める九郎右衛門様・・・のお顔が見切れてたけど許す!九郎右衛門様の活躍に免じて許す!。