『軍師官兵衛』第16回「上月城の守り」

タイトルがタイトルですから尼子勢のひと月にわたる根性籠城、九郎右衛門様捨て身の囮作戦からの時間稼ぎをじっくり見られるのかと思いきや、あっという間に終わってしまった・・・。まぁいつものことだけど。
『軍師』というからには当然この殺される確率の方が高い囮役を九郎右衛門様に託したのは官兵衛なのだろうし、逆に九郎右衛門様が立候補したにしてもそこでは当然善助&太兵衛を含めた熱い遣り取りがあったはず。なのにそれ見せないって・・・・・・。
それでも九郎右衛門様は素敵だった。なにもそこまでせんでも・・・と思ってしまったほどの見事な落ち武者スタイルでも九郎右衛門様はカッコよかった。
毛利勢を率いて上月城に侵入し、白い幕の前でクルっと向きを変えスッと手をあげると幕がサッと下りて(倒れて)黒田の兵がドーンってもうこの九郎右衛門様超絶素敵すぎてチビったわw。
(てかこの九郎右衛門様どっかで見たことあるなぁ・・・・・・・・・・って暫く考えてお布団入った瞬間思いついた。キャプテン翼の三杉くん(のオフサイドトラップ)だ!!(笑))
そんでその後よくやったって褒められる時は落ち武者ヘアをざっくり結わえる九郎右衛門様ね。出来る男オーラぱなすぎてヤベえ!!。
ていうかなかなか説得できない官兵衛に対し九郎右衛門様の説得力というか演技力が輝いて見えるんだけどこれでいいのか?w。
そしてどんどんと病み壊れかけている村重さん・・・。
むしろ哲司としてはこうなってからが真骨頂なのでしょうが、登場シーンのあの生気に満ち溢れた好い男っぷりを思うと、自ら望み自らの手で切り開き突き進んできたのがこの現状かぁ・・・って切なくなるわあ。
そして切ないと言えば尼子の皆様。たった二粒のお米しかないドロドロの液体しか口にできなくても官兵衛を信じて頑張る勝久様以下尼子の皆様が哀しい。