『BORDER』第1話

枠のことを考えるに昔月9でやってた瑛太主演の心霊探偵みたいな感じを想像してたんだけど、お涙ちょうだい系にはならなそうだな。お涙ちょうだいどころか息子のSOSに母親がこれだけ冷静に対処できるってことは、この親子これが初めての殺人じゃねーってことだよね・・・?というエグい話でちょっと驚いた。
つーか「死者と会話ができる」という設定は知ってたけどまさかここまでガッツリ喋れるとは思ってなかったってか、もっとこう・・・死者の「声」を聞きとろうと(表情や動きから気持ちを読み取ろうと)する話だと思ってたんで、おぐりさんが被害者夫婦と散歩しながら会話しててわりとポカーンだったw。事情聴取できちゃうんかい!!ってw。おまけに死者が教えてくれた犯人を逮捕するための過程も情報屋に頼んで“強い”目撃者を用意してもらう(捏造する)とか結構ドライな作りよね。これはこれで嫌いじゃないけど思ってたのとかなり違うなーと。
初回は主人公の能力と、あと情報屋の存在を見せておくためにこういう作りにしたんだろうから、今後この“死者の声”と“真相解明までのプロセス”をどこまで異なるパターンで描いてくれるのか楽しみ。死者が本当のことを言っているとは限らないってな話とかあるだろうなー。
主人公は後天的に死者と会話が出来る能力を得たってなことだけど、それ以外になにか背景があってそれも描いたりするのだろうか。初回を見る限りではそれらしき描写はなかったんで、自分を撃った犯人捜しが軸になるのかな。
死にかけた上に頭に弾丸入ったまんまで死者と会話できるようになっちゃった・・・なんて体験をしたらそりゃあ人間変わっちゃっても不思議じゃないとは思うけど、でも青木が驚いてたように取り調べでのおぐりさんの攻めっぷりは以前とは別人のようなんだろうから、それが死にかけたからなのかそれとも本来の性質が表に出たのか、そこは知りたい。ていうかあの状況あのタイミングで「よく見ておかないと、勿体無いから」というキメ台詞を『耳元で』囁く主人公とかちょっとときめくんでできればこのままS全開でお願いしたいですっ!!。
・・・でもなぁ・・・これ言ったらアウトかもだけど、この役おぐりさんである必要性を感じないような・・・・・・。ていうかむしろエンケンさんで見たいとか・・・。
てかこれエンケンさんも“タダの上司”じゃないよね。明らかな部下の変化にも動じないし、ていうか古ちん演じる情報屋が『班長専用』ってなにそれ意味深・・・・・・っ!!!w。
ところで司法解剖のときのあの嵐のデビュー時を彷彿とさせるようなwコスチュームはなんなん?金城さんの趣味??w。