『キルラキル』第二十一話「未完成」

四天王と皐月様による渾身の一撃、そして鮮血とマコによる捨て身の説得も流子には届かないのか!?マコと鮮血を斬ってしまったのか!?
・・・・・・・・・・・・と思ったところで
「よくもこんな服押しつけやがったなああああああああ!」
ものすごい形相で叫びながら純潔に手を掛ける流子!
「流子ちゃんっ!」「流子ォッ!?」
叫ぶマコと鮮血!
「もおおごむぇんだあああああああ!わあああああああああああああああああああ!(流血ドバアアア!)」
絶叫しながら純潔を剥がそうとする流子に
「よせ纏!無理に引き剥がすと死ぬぞ!」
必死で声を掛け止めようとする皐月様(NBスタイル!!!)
「死んでいいんだよォオオオ!死んでも脱がなきゃいけねえんだよォオオオオオオ!」
自らと一体と化してる純潔を引きちぎり、土砂降り状態の自らの血に打たれながら


「でなきゃ、また鮮血は着られないだろうが!」


なんかもうなんだかわかんない汁がドバドバ出てなんだかわかんないよもう!!。
正直に言えばさ、「何回目だよ!?」ってな話じゃん。流子がまた鮮血に袖を通すの何度目だってな話なのよ。
鮮血とマコが流子のために身を挺してくれたこと、バケモノだろうがなんだろうが「流子ちゃんは流子ちゃんだよ!」と言ってくれたこと、そんなもんは今更でしかないってか二人の気持ちは分かりきってることなわけで、羅暁たちにあれだけ・・・洗脳なのかな?された流子が自分を取り戻す理由としては弱いとは思う。純潔を脱いだからといって自分が生命繊維のバケモノであることには変わりないわけで、つーかあんだけ鮮血に酷いこと言っておきながらどの面下げて鮮血を着るつもり!??ってな話だし。てかここは皐月様の姉パワーでどうにかすべきなんじゃねーのかよ!?と!。鮮血とマコではなく鮮血と皐月様、ここが鍵になるんじゃねーのかよおおおおおおおお!?とまぁ不満とは違うんだけど、なんかちょっと思ってたのと違う感は否めない。
でもさー、だけどさー、こんだけわーわー叫びながら自分と一体化してる純潔を引きちぎる流子見てたらさー、わたしにはわかんないなんかがあんだろって気持ちになるよね。なっちゃうよね。
何回同じことやってんだよって思うんだけどさー、それでもなんかもうグワーーーーーーーーーーーーーーーー!!ってなっちゃうんだよ。
もう流子ちゃん超めんどくさい女だからしゃーねーよってなー。そこいらへんの心情については次回流子が語ってくれるだろうし、それ聞いて理解・納得できるかどうかはまだわかんないけど、でもとりあえず流子が何度目かの復活を果たしたこと、これは素直によかったね鮮血ちゃん!!と泣きながら言いたい!。
とまぁ流子のことはそんな感じとして、皐月様と四天王はちょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおカッコよかった!!!!!。


流子にボッコボコにされ立ち上がることもままならない皐月様
そんな皐月様を嘲笑いながら「テメエは砂の城に立ってた哀れなお姫様だ。波がくりゃたちまちその城は崩れさる」と言う流子に
「皐月ちゃんをバカにするなああああっ!皐月ちゃんの砂の城は鋼の砂の城なの!簡単に崩れ去ったりしないの!」
そう絶叫しながら全ての弾丸を流子に撃ちこむ乃音!!
乃音が放った弾によって発生した煙幕で視界が奪われた流子の背後を取ったのは
「皐月様の真意を読めぬとは貴様の目は節穴っ」
猿くんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんっ!!!
「ただの人間がウザいんだよ、そんなナイフで何ができる!」
猿くんの攻撃をラクラク躱す流子の周りに立ちこめていた煙幕が晴れると
「なに?って、射程内への誘導が出来るんだねぇ」
目の前にはミサイル(?)の射出口!!!!
ってぴっぎゃあああああああああああああああああ!ぽちっとなする犬くん素敵素敵ピッギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
でも流子はバケモンですから「そんなもん純潔に効くと思ったか」って言うよね。全然効かないよね。
で も !
「だが近寄る隙は作れた。引きぬいてやるよ、純潔から貴様を!」
流子の背後には犬くんと伊織が作った救命救急吸引具を流子の背中にガシっとあてた蒲郡先輩!!!!!
「皐月テメエ、最初からこれが狙いで!?」
「その通りだ!私と鮮血では今のお前には勝てない。だが四天王に勝機を託せば可能性はある!」
それを見て
「よし!作戦通りだ!」
と“ノールック”で伊織に左手を出す犬くんに、その手にビシっとタッチする“ヒーローポーズ”の伊織!!!!!


これめったくそ燃えたわ!!!。こんなノリの作品だからさ、皐月様がよくわかんないパワーでもって流子をどうにかしちゃってもまぁアリだと思うんだ。なんたってここへきての「姉妹」設定なんだから。
でも皐月様は四天王に託した。全員の持てる力を最大限に発揮する作戦を立て、四天王に勝機を託した。
そしてもちろん四天王と伊織は皐月様を信じてる。「皐月ちゃんの城は簡単に崩れ去ったりしない」って信じてるんだよね。
わたし絆って言葉あんまり好きじゃないんだけど、でも四天王と伊織と(揃と)皐月様の間にあるのは紛れもない『絆』だと思う。皐月様が纏流子を希望だと言うならば、皐月様の希望を守ることがわたしたちの希望だって、この関係性素敵すぎてタマランわ。
皐月様によってマコの手の平に書かれた作戦を(これ、マコに理解できるよう(読めるよう)にわざわざひらがなで書いてくれたんだよね。皐月様ほんと気が回るっつーか聡いっつーかお優しい///)読もうとして押し合いへし合いする四天王が目に浮かぶわーw。そんで収拾つかなくて最終的に「犬牟田、読め」ってところまで想像容易w。
極制服もなくなってしまった今、四天王に出来ることが残されているのだろうか・・・という思いが少なからずあったんで、『皐月様に勝機を託される四天王』ってのは心底燃えた。
あとは美木杉と黄長瀬のNBコンビなんだけど、果たしてこの二人に見せ場が用意されているのだろうか・・・・・・。


あーそうそう。縫の「似合わない服を着てがんばってる女って一番嫌い。みっともなくて虫唾が走る」というこの発言。結構刺さったw。・・・・刺さったよ・・・・・・。