誉田 哲也『Qrosの女』

Qrosの女

Qrosの女

著作が続々と映像化され名実ともに売れっ子の仲間入りされた誉田さんなので、“そういう世界”について書いてみたくなったのかなー(・・・・・・あんまりおもしろくないなー・・・・・・)と思いながら読み進めていたのですが、どーーーーーーーーでもよかった「犯人」がわりと変化球だったし、一連の騒動の落としどころも終わってみれば「なるほどねー」と思えるものだったんで、読み物として値段分楽しめました。
でもなぁ・・・同じような“業界モノ”を書くようになって質が落ちる一方の人がどうしたって浮かんでしまうわけで、どうか誉田さんはそうなりませんように。