『なぞの転校生』#3

奏多くんが蒼くんたちがいるこの世界にやってきた目的、奏多くんがいた(いる)世界との関係性、このドラマの世界観を説明する回でしたが(しかも大部分の説明は今回でほぼクリアした感じ?)、なんかもうそういうのどうでもいい。奏多くんの一挙手一投足が、「よろしく」とか「ありがとう」とか「だいじょうぶだよ」とかもう全ての言葉が、放課後の音楽室でこの世界には存在しないショパンの曲を弾く奏多くんが麗しすぎて感動と感激で言葉がでない。ていうか校長に対する上から喋りはもちろんのこと冒頭のミッキー・カーチスへの「言うこと聞かないな・・・」ってこの呟きが!!ちょっとイラっとした感じのこのつぶやきが!!!本郷奏多の真骨頂すぎてだな!!!!!(大興奮)。
DNA書き換え手術とか肺がないとかアーサーCクラークの職業とかショパンのいない世界とか、SF的に面白くなりそうな要素にはそれはそれでワクワクするんだけど、そういうの全部取っ払っても奏多くんのこの無機質で不気味で妖しくて儚げなこの世のモノじゃない感だけで充分。蒼くんもナチュラルで画面馴染み含めすっごくいいんだけど、奏多くんだけでわたしの処理能力限界。マジで動悸がやばい。