『天誅〜闇の仕置人〜』

主役のひとに思うところは重々あるものの怖いモノ見たさ(笑)で見てみた。思うところよりも気が狂ったとしか思えないこの企画への好奇心のほうが勝りました(笑)。
人の目に触れないようにとか何らかの目的があるわけでもなさそうだしまっすぐ進んだほうが絶対に早いだろうにやたらめったらグルグル回転しまくる主人公の動きをはじめ全編突っ込みどころしかないし、どれだけの人に断られた結果このひとになったんだろうってぐらい主役もネタキャラでしかないんでこれは気楽に見られていいかも・・・と思ったら、初回仕様かなかなかの戦闘力だったDV夫(丸山智己くんで、ちょっと得した気分w)が逮捕でエリート人生終わりってな仕置きのされ方で、爽快感はないもののでもまぁ警察もレギュラーとして絡むわけだからこれが「現代の仕置き」ってことなのかなーと納得しかけたところでDVを受けてた妻が自殺オチで驚いた。
所謂「依頼人」の死によって「もう二度と依頼人のような人を作っちゃいけない」と強く誓うことが二人の、特にピン子の『動機』となるわけで、あとレギュラー刑事に嶋田久作さん(と竹財くん!!)をキャスティングしたわけだからこの刑事が何かしたことで妻は自殺を選んだのではないか!?というドラマ全編を通しての縦軸でもありそうだし(だとすると最後に天誅するのは嶋田さん=警察ってことになるのかも)、だから単純に後味の悪さを狙っただけの悪趣味展開というわけではなさそうだけど、主人公とピン子はともに大事な人を亡くした過去持ちのようなのにこの上依頼人の死を背負わせるかー。
でもまぁピン子なんで大丈夫だろう(笑)。
そんでこれ元締・ピン子の元に順番にかいっぺんにか京本正樹と柳沢慎吾と三ツ矢先生も集うことになるんだろうけど、それぞれ見るからに秘密というか背景がありそうなんだけど実は全員前世で主人公と関わりがありましたー!なんて展開だったりしてw。