『明日、ママがいない』第1話

Mother・Woman路線だとばかり思ってたんですが、なーんだ!ネタドラマじゃないですか。施設の子供たちがもっと虐げられているんじゃないかと予想してたんだけど、お風呂場でバケツもって立たされるというザ・昭和なお仕置きを受けながらも魔王だっけ?と呼ばれる三上博史に生意気な口応えしても舌打ちで許されるような関係性なら気楽に見られそうでガッカリなようなホッとしたような複雑な気分です(笑)。豹変してからの櫻井淳子とか完全にホラーコントだし、城田の使い方とか意表突かれ過ぎて(笑)。
まぁ今回は初回だからってんで結果的にいい話で終わったけど(でも店内での手伝いなら“ラーメン屋の子”としてある程度やらせてもいいかもだけど小学校低学年の子に出前させるってのはどうなの?と思わなくもない)、脚本監修・野島伸司とのことなんで(どうりで家なき子やリップスティック臭がすると思ったわー)これからはあれやこれやと不幸で悲惨で鬼畜なことが子供たちに降りかかったりするのだろう。でもこのタッチならむしろ昼ドラ方向に突っ走ってくれそうな気がするw。かつて清純派で売ってた酒井美紀がクズ母役だったり大後寿々花ちゃんが今をときめく現役子役様たちから「オツボネ」呼ばわりされてたり、そこいらへんのセンスも嫌いじゃないしw。
しかし芦田プロのプロっぷりがもはやあざといなんてレベルじゃねえな。多分あのお人形ドレスも芦田プロならもっと可愛く着こなせちゃうんだろうけど、「ポスト」としては“こんなもん”ってなところなのだろう。エグいわー。
で、なにより安堵したのは食事の前に泣き演技強要されはするけど子供たちが冷蔵庫の中身を勝手に飲み食いしても怒られなかったり、衣食住に関してはそれなりに、むしろ親と同居しててももっと劣悪な環境で生活してる子も珍しくないわけでその子たちに比べればむしろいいのではないか?と思える程度の環境だという設定なんだけど、「百八の煩悩」とか「あと何人で俺は自由になれる」「そしたら笑え」とか三上さんが言ってたことと合わせて考えるに、三上さんは悪人ではないんだろうなーと。
ってなわけで三上博史ですよ。この三上博史色気ありすぎなんですけど!!!。まさに妖艶。
そしてそんな三上博史が唯一側に置いているのが翔平のようで。まずは翔平を“喋らない役”にしたこと。これ大正解(笑)。この三上博史に芦田プロ相手に翔平に何が出来る!?って話ですからね。
で、コインロッカーベイビーで「ロッカー」ってなことらしいんで当然この施設で育った青年なのでしょうが、見るからに「ペット」として選ばれそうにないから恐らく売れ残ってしまったんだろうし施設を出て一人で生活できるようなタイプでもなさそうなんで仕方なく施設の職員としてるってなところかなと予想しますが、そう考えても三上さんと翔平の間に“なにか”がありそうな気配を感じてしまいますっ!!。売れ残ったから仕方なく俺がお前をペットにしてやる的なっ!!。野島エキスの放出はここでお願いいたしたく!!!。