『僕のいた時間』第1話

春馬ってチャラ男の設定なのか?。わたしてっきりモテ男ってかやりまくりの設定なのかと思ってた。だってわざわざかざぽんを童貞設定にしてるわけだし。
父親母親弟それぞれに対し思うところがあって家庭に居場所がなく、そんな自分を偽るというか隠す?ために学校(友人の前)ではチャラ男という『キャラ』を演じてるってなことのようだけど、まだ本質は見えないもののあくまでもそれはキャラであると、そういうことなわけね。
と思ったら。
“サークルの先輩役”のたくみさんとフットサルやってるからフットサルサークルなのかと思いきや(水10+フットサルときたら「蘭丸!」「晴樹!」のあの超トキメキを思い出さずにはいられないw)、『オールラウンドサークル』ってやっぱそういうことなんじゃねーか(笑)。
って、たくみさん!?たくみさんが多部ちゃんを見る視線なにこれ!???。
あー、これ完全にソレですわ(笑)。
まぁここはたくみさんの狙いは多部ちゃんではなく春馬ということなのだろうけど、であればこそ春馬が早速ってか超速の勢いで多部ちゃんを落とすバカテク(笑)を披露したのに対したくみさんがどう攻めるのか楽しみー!。
つーか「別に庇ったわけじゃないから」と超クールに言い放ちそして「計算だから」と嘯いただけで大抵の女は落ちるだろうに、そのうえ「現実逃避したーい」と言う女に「しよっか、現実逃避」→海へ連れてくってとこまではセオリー通りだとしてもそこでシャンパンて!!!。
普通の大学生は缶チューハイですよ。現実逃避の名目だからと頑張ったとしてもビール。ここでシャンパンはない!このシチュエーションでシャンパン出してくる(プラカップで呑むところまで絶対計算よねコレ!)大学生ってこいつこれまでどんな女とどれだけアレコレしてきたんだ・・・・・・。


・・・とでも考えなきゃ見てらんないぐらいガチ重い&辛いドラマっぽくて溜息しかでないわこれ・・・。ALSという病気だけでも厳しいのに就活に家庭問題に八方塞がりとはこのことじゃないの。だからこそ春馬にとって多部ちゃんが救いであり希望になるんだろうけど多部ちゃんにしたって母親の「健康で元気なひとなら」という娘の彼氏に対する条件が立ちはだかるわけで、そこをどう二人が乗り越えて行くのかってな話になるにしても現状では克服できる病気ではない以上そういう意味で「乗り越えられる」話にはどうしたってならないわけじゃん。となると、限られた時間をどう過ごすのか、残された時間をどう生きるのかってなことになるんだろうし、これからどういう流れでどういう付き合いをすることになるのかまだ分からないし春馬の病気がどの時点で発覚するのかもわからないけど、正直な話、どういう流れになるにせよ病気のことが分かった時点で多部ちゃんは距離を置くべきだと思うんだよね。多部ちゃんの人生的に。治る見込みがあるならまだしもそうじゃないわけで、しかもALSという本人はもちろんだけど周りの人間にとっても本当につらくて苦しい病気であるわけで、最低と言われようが非道と言われようがわたしが多部ちゃんの家族だったら何が何でも反対する。恋愛とかそういう感情でどうこうできるようなものじゃないと思うもん。
例えば1リットル〜とかさ、闘病ドラマはほとんどがそうだと思うのだけと患者と家族の関係ってそんなに悪くないよね。主人公が家族に反発したりあんまり交流がなかったとしてもそれは表面上のことで、根本的に関係性は悪くないってのがほとんど。で、多部ちゃんは距離を置くべきと前述したけど家族はそうはいかないわけで、だから最終的には「家族」の話になると思うのね。でも春馬と家族との関係は明らかに悪い。母親は世話を焼き庇護する対象が期待の弟から難病の兄に変わる可能性はあるかもだけど、でも将来夫の病院を継ぐために勉強に励む弟は世間的に誇れるでしょうが不治の病の兄は世間体が悪いと考えそうでもあるわけで、それこそ経営する病院の一室に入院させ世話は看護師にまかせっきりってなことになりそうな気もする。父親も元々長男にいい感情は抱いてなさそうなことに加えなまじ病気に対する知識があるだけに“見捨てる”かもだし、弟に至っては確実に「俺には関係ないから」ってなことを言い放ちそうだよね(野村周平くんはさすがの根性悪っぷり(そう見えるという意味ねw)で、今このポジションは周平くんと菅田っちの独壇場だよな(奏多くんは別格))。
そんな家族が最終的にどうなるのかってのがこのドラマの柱のひとつになることは間違いないんだろうけど、家族の話と多部ちゃんとの恋愛の比重がどうなるのかってところがちょっと不安。