紘汰が、自分たちがやってる「インベスゲーム」はユグドラシル=『大人』が計画し仕組んだ“実験”であり、戦極ドライバーを使いアーマードライダーとして戦っている自分たちは“モルモット”と呼ばれていることを知ったと。そして紘汰(たち)がそれを知ったことでこれまではなんだかんだ言っても「ゲーム」でしかなかったものがそれとは別の何か、それとは別の『戦い』になるのだと。
放送休止を挟むこのタイミングで新たな局面を迎えるのはいいけど、
『今にして思えば、あの時はもう全ての歯車は回り始めていたんだろう。でも、俺達はまだ何も気づいちゃいなかった。その先に続く運命を、既に選んでしまっていたことを。
何かを成し遂げられる力が欲しいと、そうすれば大人になれると、俺達の誰もが願っていた。でも大人ってのは、なろうと思ってなるものじゃない。ただ、子供でいられなくなるだけのことだったんだ。
やがて始まる果てしない戦いの中で、俺達はそれを思い知ることになる・・・』
・・・う、うーーーーーーーーーん?(首傾げ)。
言ってることはわかるんだけど「大人」と「子供」という言葉をどういう意味で使ってんのか、そこがハッキリしないというかなんというか。
てか“ユグドラシルが何かを計画していて、その一環としてロックシードという餌をぶら下げ「ガキども」を使って実験を行っていた”という事実を知った紘汰が怒りを露わにしてたけど、でも“チーム鎧武(紘汰とミッチ)が防護服の奴らと白いアーマードライダーについて調べたいからまずは拠点を探すことを計画し、そのためにロックシードという餌をぶら下げ「他のアーマードライダー」を対白いアーマードライダーの囮とした”という事実と何が違うの?って話じゃねぇ?。
白いアーマードライダーが自分たちとは違い“本気”であることを他の誰よりも、いや“唯一”知ってるくせに、その白いアーマードライダーによって変身解除させられ意識不明の状態(自分が受けた仕打ちよりも更に酷い状態)らしい城乃内が運ばれていく様を物陰どころか木の上から見物し、拠点を見つけるという目的のためにその後を冷静に追うことができる紘汰は少なくとも子供じゃないとわたしは思うんだけど。
これがね、ミッチが主役ということならまだ分かると思うの。そういう意味では紘汰なんて足元にも及ばないミッチだけど、でもミッチならば自分(たち)を「子供」と称し、戦うことで真実を知ることになるのかそれとも真実を知ったからこそ戦うことになるのか分かんないけどとにかくこれから先に続く運命を選んでしまったことでもう子供ではいられないんだと、それを思い知った瞬間から大人になるしかないんだと、それをミッチ目線で描くならば分かると思うんだ。でも紘汰やあと戒斗さんもそうだけど、そこいらへんがそれを言うのって結構な違和感なんだけど。お前らまだ大人とは言えないだろうけど子供でもなくねーか?と思うんだよなぁ。
それに今年ラストだからなのかなんなのか結構派手な戦いやってたけど、なんで今回突然ユグドラシルの地下研究所に作ったクラックの先、ヘルヘイムの森の“拠点”をインベスが大挙して襲ってきたの?。あそこには森で収穫した大量のロックシードがあるわけで、当然インベスはそれを狙ってるんだとばかり思ったのに一匹としてロックシード食べて進化することもなく人間襲ってるし。まぁこれまでもああいう危険はあったもののそれら全て呉島主任が倒してくれていたからこそあんなしょぼいテントの中でのんびり森の様子(主任がガキ共を狩る様子)を観察していられたってことなんだろうけど、でも観察のためのモニタに主任が映ってるってことは現在テント周辺に主任はいないということなわけで、だから一応銃器を持った戦闘要員を配置してはいたけど一体のインベスすら倒せてなかったみたいだし、挙句「ガキども」に助けてくれって泣きつくとかあらゆる面で杜撰すぎて「大人」が聞いて呆れるわと。
てかこれ、このインベスが大量にユグドラシルのベースキャンプを襲ったのって途中まで戦極ドライバーが全て(もしくは大量に)ヘルヘイムの森に集まってしまったことの弊害だと思ってて(てことはその状況を引き起こした元凶はミッチと紘汰ということになるわけだけど)、だから子供たちが“新しいゲーム”を始めたことをシドとサガラ、そしてプロフェッサーが承知してる以上そのための対処法も用意してるというか、大量のインベスが拠点を襲うことも含めて「貴虎のお手並み拝見」なんだと思ってたのになにこのお粗末すぎる対応。
つーかお粗末の極みはプロフェッサーの指示で空間偽装装置って言いましたっけ?、一般市民に対する“偽装”ということなのでしょうが(そのためにカップルの会話を挟んだ)、それが設置されたユグドラシルタワーの上空に誘導したインベスを殲滅するスイカを見た職員たちの
「さすが、呉島主任だ」→当の主任がクラックから現れる→え?しゅにん・・・??
ってこの流れですよね(笑)。お前ら観察・研究が仕事だろうにどこ見てんだよと(笑)。
いや、一番恥ずかしいのは間違いなく呉島主任ですけども(笑)。
ていうかあれですよね。鎧武(紘汰)の戦いってあんまり・・・結構・・・・・・カッコ悪いと思うんだけどw、スイカ被ってたとはいえそれを「呉島主任」と認識されるってかなりアレですよね(笑)。
あ、あと貴重な戦極ドライバーをついうっかり壊しちゃって「しまった・・・っ!」ってのもあったね(笑)。強いけど迂闊とか呉島主任まじタマランな(笑)。
でも、でもでもでも、白いアーマードライダーが緊急要請に対し「呉島だ!」と名乗ったことで白いアーマードライダー=貴虎兄さんだと確信するミッチってのはいいとして(でも森へ向かうときにわざわざキウイからブドウに戻したはずなのに森についたらまたキウイになっててそのあとまたブドウになってたのはなんでなの?わたしの見てないところでなにやってんのミッチ?)、おそらく正体を兄さんに知られないよう意図的に声を殺して戦っていたのではないかとは思うもののそれでもハッとかウッとかそういう声は漏れちゃうわけで、そんな弟ボイスに何で気づかないんだ貴虎兄さん!。ブドウの様子が他のアーマードライダーとは“違う”ってそっちじゃないでしょ貴虎兄さん!!。わたしの中の兄さんは息遣いですら「光実だ」と判断できる男なんだからしっかりしてくださいよ貴虎兄さん!!!。
(てか普通の社会人だったらここで覚えたなぜあんな戦い方をしたのか?というブドウへの疑問の答えを探すべくまずはドライバー使用者の資料を確認すると思うんだけど、まさかそれでブドウ=光実だと知る・・・なーんて展開にはならないわよねっ!?今更そんなクソつまんねー弟バレしたら許さないんだからねっ!?)
一方弟はというと、白いアーマードライダーが貴虎兄さんだったという事実はそれなりに衝撃のはずなのに(だよね?そうだと言ってあげてミッチ!w)、火事場泥棒とばかりに213個ものロックシードをパクってちゃっかりしっかりゲームで優勝しランキング1位をキープする(え?全チーム参加じゃないのにこのゲームランキングに反映されるの・・・?)とかさすがすぎる。しかも抜け目のないミッチのことだからパクッた中でそこそこ使えそうなやつは懐に入れてるわよね。怖いわー。ていうかトナカイが似合いすぎるミッチの将来がマジ恐ろしい。
そしてメロン対ドリアンがどんな展開を見せるのかと思いきや、まさかドリアンさんが斬月に恋をするとはwwwww。いやーこの展開はわたし予想できなかったわ。でも超納得(笑)。
てかなかなか上手い展開だよね。年明けから新型ドライバー(に量産型黒影!?初瀬ちゃんどうなっちゃうの!??)が出るみたいだけど現時点では各戦極ドライバーごとに意匠は違えどドライバー自体に能力差はないわけで、その上ロックシードのランク(レベル)が同じならフォーム(武器)の特性はあれど使う人間自体の戦闘能力によって強さが決まるよね。とするといくら開発側の人間でありアーマードライダーとしての戦いに熟練しているとしても所詮エリートサラリーマンでしかない貴虎さんよりもガチ軍人であるオカマパティシエの方が強い・・・・・・んじゃないか?と、直前にバナナを剥いて丸裸にしてた疲れがあるとしても、ドリアンさんがメロンとの戦いを本気で楽しもうとしたならばメロンだって無傷というわけにはいかないのではないか?と考えられる。でもそれじゃあ話の都合上マズイわけで、そこでドリアンさんが斬月に一目惚れってのはこれからのことを考えても上手い&面白い要素になるんじゃないかな。
そしてそして今回一番漲ったのはプロフェッサーのこの台詞!!
「少し手伝ってあげようか」
もうこれ言い方といい表情といい絶対狙ってんべ!!!!!!!!。
でもこれ、プロフェッサーはスイカの中身が鎧武だと判ってたのかどうかがわかんないんだよなぁ。このイジワルそうな、言い換えればSっぽい表情は貴虎だと思ってるからのソレだと思いたいんだけど、そうなるとプロフェッサーも研究・観察対象の把握すらできてない間抜け研究員同様ってことになってしまうわけで、クズ共に助けられたという結果のみならず初瀬ちゃんのドライバーをうっかり壊しちゃったことをニヤニヤ言葉攻めしてもらうためにもここはプロフェッサーだけはスイカが鎧武だと判ってた、と考えるべきかな(次回明らかになるでしょうが放送休止期間中の妄想としては)(だとすると「少し手伝ってあげようか」の破壊力がやや衰えることになってしまうわけですが、『(貴虎を甚振る材料にするためにも)少し手伝ってあげようか(ニヤリ)』だと思えばそれはそれで!!)。