『仮面ライダー鎧武』第7話「大玉スイカ、ビックバン!」

波岡さんシドのみならずぐっさんサガラもユグドラシル、もっと言えば貴虎さんの命によって動いてる?のかーと思いきや、スイカのロックシード失くしたことをからかわれる(やっぱ弟が盗んだとは考えもしてないっぽいw)貴虎さんにヒーハーしてたらプロフェッサー青木くんキッタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!。
しかも「貴虎」呼び!!!青木くんが久保田くんを名前で呼びすて!!!!!!日曜の朝から!!!!!!!!!
すばらしい時代になったもんです・゚・(つД`)・゚・
てかヤベーだろこのシドとサガラとプロフェッサーに弄ばれる貴虎の図。
研究部門のプロジェクトリーダーである貴虎さんの方針としては“インベスゲームという枠内でモルモットたちを使っての実験”、つまりモルモットである戦極ドライバーの装着者はビートライダーズの中から選ぶ、ということのようで、そこに戦闘のプロを参戦させるのは危険だと主張しドライバーの流通を一任しているシドの責任を問おうとするもサガラに「そういう自分もスイカ失くしたらしいじゃん?」とつっこまれ、さらに『プロフェッサー凌馬』と呼ばれる謎の男も現時点ではプロの参戦は「面白いデータが集まる」から歓迎だと、つまり貴虎さんの言うこと誰も聞いてくれないと。なにこれ滾る(笑)。
確か作中でそうはっきりと明言されたことはないように思うのだけど、話の流れからして貴虎さんがリーダーを務めるプロジェクトってのは『ヘルヘイムの森の調査・解明』が目的(目標)で、そこで産出されていると思しきインベスとロックシードを活用・利用するために戦極ドライバーの開発を行っていると、そういうことなのかなーと思うのだけど、シドが戦極ドライバーとロックシードの流通を担っているのは既知の通りだけどDJサガラは実験(インベスゲーム)遂行に際し「情報統制」を任されていることが明らかになったと。つまりシドもサガラも貴虎さんのプロジェクトチームの一員ってことになるわけだけど、でも二人ともあからさまに貴虎さんを小馬鹿にしてる(笑)し、さらに言えばユグドラシルという一大企業に対しても何か含むところがありそうだよね。ここは非常に興味深い。
そして新たに登場した戦極凌馬なる男。プロジェクトリーダーを「貴虎」とファーストネームで呼び捨てすることを許されている(貴虎さんとしては許した覚えはないのかもだけど実際に呼び捨てしてる)ことからして彼もまた貴虎さんの「部下」というわけではないっぽいよね。戦いのプロが介入することを「プロフェッサーも歓迎してる」というシドの言葉への反応を見る限り貴虎さんはプロフェッサーの意思を聞かされてなかったようだし、やだーもう貴虎さんってばそんな顔して名前だけのリーダー状態じゃないですかあー!ときめく!!(笑)。
でさー、貴虎さんが持ってたぐらいだから今回予想外の展開を見せたスイカのロックシードってやっぱ『特別』なんじゃないかと思うんだけどさー、それドライバーの開発者であるプロフェッサーは当然だし、多分シドも理解してると思うのよねー。商品価値を知らなきゃバイヤーなんてやってられないだろうし。
で、大玉スイカってアレじゃん?(笑)。スイカアームズはともかく移動手段アレじゃん??(笑)。
紘汰(鎧武)だから笑えたけどでも本来の持ち主はメロンさんなわけで、これがもしメロンさんだったら・・・と思うと笑うに笑えないってかゴロゴロ転がるメロンさんとかちょっと心が痛くなりそうじゃないですかー。
イカが貴虎さんの手にあったのってぜったいわざとだと思うのw。プロフェッサーとシドとサガラの三人はゴロゴロ転がるメロンin貴虎さん見てゲラゲラ笑うつもりだったと思うのw。
いや、多分貴虎さんは転がらずともカッコよく移動するだろうけどw(転がらずとも移動できる手段はあるんだろうけど)、でもそう考えると楽しいので今のところはそっちの方向でw。
つーかそれを言うならミッチですよね。イチゴのロックシードは確か元々紘汰が持ってたものだった(森から捥いできた)ように記憶してるんで紘汰に投げ渡したことに疑問は覚えなかったけど、今回のスイカは別にミッチが使ってもよかったんじゃないかと思わなくもないわけで、でもスイカをセットする時紘汰も何がでるかわかんないけどえーいっ!ってな勢いで使ってぐらいだから未知のロックシードを初めて使う時って結構勇気が要りそうだよね。実際巨大スイカが降ってきて「ムリムリムリ!」ってな話だったわけだしw。
・・・・・・もしかしてミッチって、紘汰を実験台につかってる・・・?w。ミッチとしてはいつも強い紘汰さんでいて欲しいという想いから新しい力を率先して紘汰さんに使って欲しいと渡してるつもりなんだろうけど、無意識レベルでは万が一のことを考えてまずは紘汰さんに・・・と考えてても不思議じゃないですw。ていうか兄貴からパクってきた自覚があるわけだからそれ自分が使ってることを兄貴に知られたらヤバイってな思いもあるだろうし、そう考えると今回ナチュラルに応援に回ってキャッキャしてたのも純粋なる無邪気とは思えない気が・・・w。
話は変わって心配なのは戒斗さんです。ドリアンさんの参戦を愚痴る紘汰とドリアンさんにウットリハァハァの舞の背後で戒斗さんが一人コーヒー飲んでたもんだから「お前いたのかよ!?」って驚いたんだけどw、問題なのは『一人で』ってところ。これまで戒斗さんといえば常にバロンメンバーを率いていたはずなのに今回は一人ぼっちだったのはもしかして連合抜けを宣言した他チームのみならずバロンの人達も戒斗さんから離れていってしまったのではないだろうか・・・と。だってドリアンさんは「バロン」というチームに対して喧嘩売ったんだろうに呼び出された場にいたのは戒斗さん(バロン)だけだったし・・・・・・。
いつものたまり場に行ったら誰もいなくて寂しいから・・・ではなく「俺はコーヒーが飲みたいだけだ」と自分に言い聞かせながらゴローちゃんのフルーツパーラーにやってきた戒斗さん・・・コーヒー飲みたいならスタバでも行けばいいだろうにわざわざフルーツパーラーに来ちゃう戒斗さん・・・・・・が紘汰にあんな台詞を言ったんだと思うと素で可哀想になるんですけど・・・・・・。
絶妙なタイミングで休憩に入ったアルバイトに「すげえタイミングで休憩入るな・・・」って小声でつっこむゴローちゃんが妙に面白かったけど、その一方でコーヒー代払ってちゃんとお釣りを受け取る戒斗さんってのがかつてちょっとイラっとしたからといってカードをテレビに突き刺した(それで壊れただろ?)戒斗さんと同一人物だと思うと涙を禁じ得ない・・・。
あとまたもやロックシード奪われた初瀬ちゃんと城之内がこのペースだと破産まっしぐらっぽいのもちょっとしんぱいw。
で、主人公がドリアンさんに「勝てるとわかってる相手を叩きのめして楽しいか?」とか「こんなことやってても意味ないだろう。すごいパティシエなんだからケーキ作りだけ頑張ればいいじゃないか」とか言うのって、ここまでいくと狙いですよね?。どっちも完全にブーメランでしかないわけで「お前が言うな!」のツッコミ待ちでしょコレ?。お前そんなこと言ってるけどバイト探しはどうしたよ?まともに働いてもいないやつが意味だのなんだのエラそうに語ってんじゃねーよって思わせるためでしょ?。主人公がいかに未熟かを表現してるんであってまさか「いいこと」言わせてるつもりじゃないですよね??。
てかドリアンさんの「今はネット使って誰でも簡単にアーティストになれるけど、昔の芸人は師匠の許しがなければ舞台に立てなかった」「アマチュアレベルで舞台にあがるな。プロのレベルじゃないものを客に見せるな」ってな発言は尤もではあるし、国籍取得のために軍人となったことも含めちゃんと努力して名実ともにプロのパティシエになったドリアンさんだからこそ言えることだとも思うんだけど、でもエンターテイメント性を高めようとしたんだかなんなのかインベスを大量召喚しちゃってアタフタってそれプロのすることじゃねーだろと。そんだけ大層にアマチュアとの違いを語るんだったら自分が招いた状況の始末ぐらい自分でつけろって話でしょ?。なんでこうどいつもこいつも言ってることとやってることがチグハグなのかと。
そのチグハグの象徴がラストのパーティシーンな。ついにランキング1位になったっつってパーティ開くのはいいけど、そこで舞が3ピース買うのにもカンパ募ってた憧れのシャルモンのケーキをホールで買ってくるってどういうことよと。チームのみんながケーキだわーい!っつって喜んでる中ドリアンさんのメッセージカードを手にトホホな紘汰ってなオチがやりたかったんだとして、なんでこれ自分のミスをフォローしてくれた鎧武へのお礼とお詫びのしるしとしてプレゼントしたってなことにしなかったのだろう。パーティやってるところへケーキが配達されてきて、誰からだろう?と思って開けてみたらシャルモンの超豪華なフルーツケーキで「今回は大玉スイカに助けられたけど、次こそは本当の戦いを教えてあげるわ。鳳蓮・ピエール・アルフォンゾからダサ男くんへ(はぁと)」ってなメッセージカードが入ってて紘汰トホホでいいじゃん。これなら戦闘のプロとしても大人としてもドリアンさんの面目がギリ保てただろうに。


で。そうかぁ・・・バナナに続いてマンゴーかぁ・・・・・・・・・・・。