『キルラキル』第四話「とても不幸な朝が来た」

全編デフォルメで頭身まったく違っちゃってるキャラデザといいノリといい、前回との落差すげーなオイwなにこの風雲たけし城(笑)。文字通り全力疾走ギャグ回だったわ(笑)。ていうかもはや別のアニメ(笑)。せっかくこんだけカッコいい変身バンクなのに早くも早回しで簡易化とかどんだけ走ってんだよ(笑)。
つーか前回あれだけ5つ星を着るのが大変で純度100%の神衣となると皐月様ですら相当な気合いがなけりゃ着ることができないとあれだけ!あれだけ!!凄まじい熱量でもって描いたというのに即次の回で無星の生徒があっさり鮮血を着られちゃうとか意味わかんねーしw。羞恥心ゼロだと着られるってオイちょっとまて話違わねーかと!?w。つーか鮮血自走できんのかよ!!?w。つーかなんで助手席でシートベルト嵌めてもらってんだよw。
しかしこの鮮血自身は心を許さなかったけど流子以外の人間でも着ようと思えば鮮血を着ることができるってのが伏線なのか否か迷うわ。この完全ギャグ回で描かれたことがどこまで“本当のこと”なのか判断に迷う。
ギャグ回だけど投下された情報はどれも本当だという前提で考えると、神衣自身が意思を持っているので血を与えられれば変形することはするけど神衣が認めた人間にしか協力しない=認められた人間にしか着こなすことができない、ということだと思うんだけど、これは鮮血が『神衣一体』だから、つまり鮮血だけに特有の・・・なんていうんだ?システム?なのかなー。ということは、純潔は皐月様以外の人間じゃ着ることが出来なそうだったけど(だからあれだけ管理されていたし着用しようとした皐月様を鬼龍院家の人間たちが止めたんだろうし、だからこそ純潔は『神衣圧倒』なんだろうし)、今回の大暮麻衣子は着用者として鮮血が認めなかったけどもし鮮血が認める人物ならば流子以外の人間でも鮮血を着こなすことができる、ということだよね?。
・・・となるとやはりマコの存在が気になるんだよなぁ。
てか皐月様VS流子のあのバトルを見ているだろうに鮮血を着れば皐月様の上に立てる(その座を奪える)かもしれないと考える生徒がいるってことも結構驚きだったんだけど、皐月様の王国と言えども必ずしもみんながみんな、部長クラスですら(部長クラスだからこそかなぁ?)皐月様に忠心を誓ってるわけではない、ということか。
その点直属の部下にあたるであろうトラップ開発部部長(どんな部活だよwww)であろうが皐月様の座を奪おうとするやつは許さない一人だけ通常作画な蟇郡さんはさすがッス!!・・・なんだけど、この蒲郡さんの皐月様への忠誠心ってのは覚えておくべきことだろう。あと蒲郡さんがマコを“認めた”ことも。蒲郡さんは裸で寝ている情報に頬染めてた女子生徒も覚えておくべきか?w。
あと部長クラスはみんな星持ちだとばかり思い込んでたけど麻衣子のようにあえての無星ってこともありえるのか。生命戦維100%の神衣着用してんだから全部活の全部員が束になってかかったとしても流子無双だろうと思ったけど、“こういう戦い”もあるんだと、この見せ方(構成)はやっぱ上手いなー(上手いと言えばこの作画で皐月様を出さなかったことも確実に計算だよね)。
って、ここで注目すべきは、遅刻ギリギリで教室に滑り込んだ流子たちに対し、既に登校し普通に席につくことができてた生徒が流子のクラスですら結構な人数いたという事実。
今回のノー遅刻デーイベントはマコ曰く「いつもよりトラップが多い」ってことなんで、それは恐らく皐月様の全部員がお前を狙う宣言を受けて対流子仕様としていつもより激しくしてみましたー!ってことなのでしょうが、この教室にいた生徒たちはいつもよりハードなトラップを乗り越えて教室に辿りついた・・・ってことなんだよね?。もしかしたら裏道通ってきたとか、マコが運賃の代わりにコロッケ置いてきた(超迷惑w)「一度乗ってみたかった!」ロープセレブウェイが“星持ち専用”ではなく“お金持ち専用”だったことの意味がここにある、つまり教室にいた生徒は無星だけどお金持ちだからロープセレブウェイで悠々登校したってことかもだけど、そのまんまストレートに『鮮血を着てなかった流子よりも早く登校できた生徒がいる』ってことなんだとしたら、そこには必ず意味であり理由があるってことだよね。
・・・そのまんま見た通りってだけで何の意味もないかもだけど(笑)。
で、見た感じクラスの半分ぐらいは間に合わなかった=遅刻によって退学決定ってことなんだろうけど、全部のクラスがこれぐらいの割合だとして少なく見て半数近い生徒が退学になったってことだよね・・・。しかもこれ対流子のためのイベントというわけではなく恒例イベントなわけでしょう?。そのたびに少なくない生徒が退学になってるんだとしたらそれで学園運営は成り立つのだろうかと思うんだけど。
ていうか、退学は即家を追い出されることに繋がってるんだよね?。だからみんなこうまで必死に登校しようとするし、間に合わないという現実を直視できない生徒たちは虚ろな目で青空HRで出席を取ったりしてるわけだよね?。麻衣子の企みによって最下層まで一気に押し戻された流子たちは最終的に海まで行ってたけど、本能字学園を頂点とするこの皐月様の王国(鬼龍院家の私有地)は島であり(周りは海であり)、初回で本能字学園を目指す流子が確か橋を渡って来たように記憶してるんで、島の外とは橋で行き来できるということなのだろうけど、そういう状況で、なぜ無星生徒とその家族はスラム街で暮らすことを選んだのだろうか。
退学=家を追い出されるってことは、退学にならなければ(本能字学園の生徒でいる限りは)住処の保証はしてもらえるってことだろうけど、それだけのことで家族ごと生活を根こそぎ左右されるようなこの本能字学園システムに従う道を選ぶかなーと思うのよね。さすがに全部の家庭が満艦飾家レベルのサバイバル生活者(そういう生活が苦にならない)ってことはないだろうし。だとしたらそうまでしても本能字学園に通いたい(通わせたい)だけの理由があるんじゃないかと思うのだけど、思いあたることと言ったらやっぱ極制服・・・だよなぁ。スラム街での生活を余儀なくされたとしても極制服を着るために本能字学園に入学するということならば、それだけの価値があるということならば、ノー遅刻デーで大量に退学者が出ても入学希望者が列を作っているので即補充ができるとか?。ノー遅刻デーの目的は極制服を着る兵士としての下地というか資質というか、基礎的な能力を見極め選別することである・・・とか?。
つーか一つ星生徒が住む階層の住人達(一つ星生徒の家族ってことだよね?)が銃火器武装してたのって極制服となんか関係があんのか?と。
鬼龍院家の私有地が島であり本能字学園を文字通り頂点とする城下町のような作りで、島そのものが基地であり階層ごとに武装の度合いも異なる(星の数に従って扱える銃火器の種類や量が変わる)んだとするならば、最終的に島ごと飛んで宇宙行きってな予想が現実味を帯びてくるんだけどw。
てか島ごと武装してる目的が対島内ではなく対島外にあるならば、今回放校処分となった大暮麻衣子を始め退学になった生徒たちが島外勢力の一員になって再登場したりしないかなー。
あーあと鮮血の声は流子にしか聞こえないってな説明もあったわ。てことは流子には聞こえてない(流子目線でしか描かれていないから視聴者にもまだ聞こえてない)ってだけで、皐月様は既に純潔と会話をしてるかもしれないのか。
って、なんで全力ギャグ回なのにこんなに考えさせられてんだ?(笑)。でもこんだけ考えてもあんま意味ないんじゃないか・・・って気もするし、このアニメほんと疲れる(笑)。