『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』第3話

2話が普通の人情ドラマだったうえにつるべ息子が本格的に加わるらしいってんでどうなるかと思ったけど、普通に素直に面白かったー!。
死んだ母親の本意を勝手に変えてめでたしめでたしにしちゃうのも、わたしも“死んだ人間の気持ちよりも生きている人間の気持ちの方が大事だ”ってな考え方なので納得だし(そういや確か京極堂が「葬式は死んだ人間のためではなく残された(生きている)人間のために行うものだ」的なことを言ってたような記憶があるし)、でも祥明がイチゴを5個にしてもらったのは善意とか諭そうとしてとかそういう気持ちからではなく報酬5倍を目論んでのこと・・・かもしれないってなオチもよかったし、そこからさらに狐くん両親の話に展開されたのは上手かった。プラモ作りに熱中してる見栄晴がこういう形で回収されるとは予想できなかったわ。話自体がキマるとガリレオもどきの倉科さんとかギャグパートも活きるよね。
あーでもつるべ息子が依頼人連れてきたときに店の中にいるってことはオンタイムだろうに眼鏡かけて漫画読んでたのはちょっとガッカリ。もしかしたら今までもそうだったかもしれませんが、メガネ掛けるのはオフ時のみにしてほしい。ダサ眼鏡から烏帽子のギャップではなく、仕事着から眼鏡のギャップでしょー。
聴力が異常に優れてることや日中寝てしまうなどなど狐くんの秘密に続き、祥明の実家話という縦軸が出てきたことで今後の展開が楽しみになってきたわ。