北山 猛邦『人外境ロマンス』

人外境ロマンス

人外境ロマンス

タイトル通り『人外』との恋を描いた短編集なのですが、『人外』(というよりも帯文にあるように『ヒトデナシ』と表現する方が似合うかな)の種類が多岐にわたってて、特に「はかない薔薇」は独創的かつ偏執的。結末は両極端ですが物語として好きなのは「いとしいくねくね」と「ちいさいピアニスト」。
いいなぁ人外・・・。出会いたいなぁ・・・・・・(←現在吸血鬼のダンスユニットに絶賛夢中な人)。