『仮面ライダーウィザード』第44話「息子の形見は」

わたしが勝手に思い込んでたことではありますが、前回のサバトで運命を大きく変えられてしまった晴人(とコヨミ)はそれまでの全てを、操真晴人としてのそれまでを全て捨て(捨てざるを得なくて)、なんのあてもないまま、でも何かに導かれるようにして面影堂に辿りついたんだとばかり思ってたわけですよ。それが誰か・・・というか今となってはそれはもう白魔さんってなことなんだろうけど、白魔さんの意思(意図)によってなのか、それとも抗えない運命の導きだったのかはわかんないけど、とにかく今晴人が活動の拠点としてる面影堂周辺はかつての晴人にとっては何の縁も所縁もない土地なんだと思い込んでたわけです。
・・・え?小学校のころからここいらへんに住んでたの???( ゜Д゜)
閑静な住宅街とかちょっとした街のはずれあたりにあるのかと思ってた面影堂が幹線道路沿いにあったことと、1か月前に売買が成立した客の情報があの位置に書き込まれてる程度にはこの店客が来てたんだ!?という事実と合わせてここへきてわたしの脳内イメージの変換を求められてちょっとアタフタ^^。
それに、晴人と銀之丞さん演じる担任の先生とのエピというか関係性は結構いいなと思うのに、いいなと思うからこそその恩師の願い(希望)を放り投げてケルベロスを追った晴人にちょっと幻滅・・・・・・。
いや、ファントムと先生を仁藤に任せて晴人自身が追わずともガルちゃんに追わせるとか他に方法はあるわけでさ、いつもの晴人だったら間違いなくそうしただろうに、それなのに何の説明もなしにまるで『ファントムから人々(ゲート)を守る』ことを放りだしたかのごとき行動を晴人が取ったのはそれだけコヨミのことが心配だからなんだろうし、そういう晴人は嫌いじゃないです。むしろ好きw。
でも「悪い仁藤、ここは任せる!」「は!?」「後で説明するから!」ぐらいの会話があってもよかったんじゃないかなーとは思う。
まぁそれは先生の回想の中で描かれた晴人が基本一人で抱え込む性質の現れってことなんだろうけど、でももう残り6話しかないわけでさ、今更晴人のダメなとこ見せられても・・・・・・・・・って感じなのよねぇ。
ていうか晴人はコヨミを、仁藤はユズルを、とそれぞれ別の人間のことで頭いっぱいで、まぁ両者ともその先にいるのは白い魔法使いこと笛木なわけだから道筋が異なるだけで行先は同じってことなんだろうし、ファントムサイドもワイズマン=白い魔法使いであるならばソラとメデューサが手に入れたい(知りたい)と願う賢者の石とやらの件も最終的には晴人たちの話と繋がるんだろうけど(ワイズマンはあれミサとの話をソラが盗み聞きしてると判ってた、「俺にはお前だけだよ」とミサに囁いたのはつまりミサを通してソラに聞かせるつもりで喋ってたんだと思うのだけど、ワイズマン=白魔さんだとするならば中身成志ということになるわけで、やだもう成志先輩ってばテクニシャン///と思ってしまったわw。)、そうと思ってもでも残り6話しかないのにまだ通常運転にしか見えないのってどういうことなのかと・・・・・・。まだ物語半ばの30分前のほうがよっぽどクライマックス感あるわよ・・・・・・。
でもあと6話しかないというならば残り一人の魔法使いを早いとこどうにか用意しなければならないわけで、ポッと出とはいえ晴人にとっては恩師という関係性があるし演技力的にも問題ないんで、なので銀之丞さんが魔法使いになる展開希望!!。だって日曜の朝に少女を人間に戻すため成志と銀之丞さんが共同作業するとかちょっとときめくじゃないの!!w。