『八重の桜』第21回「敗戦の責任」

まさか大蔵様と三郎の間を記号で繋ぐ日がくるとは・・・ッ!!。
しかも大蔵様洋装。一人だけ洋装(笑)。あの状況で一人突っ込んでった三郎に対してはもうこの馬鹿ちんがあああああああ!って言うしかないんだけど、さらに三郎の身体を取り戻すべく突っ込んでった大蔵様(軍服)には漲った!!。なにこのちょっと方向間違ってるっぽい雄々しさ(笑)。そしてそんな大蔵様の腕の中で死ぬ三郎よ。隙あらばこういうものをぶっこんでくるえねっちけーはさすが協会と言わざるをえない。
そしてさすがと言えば孝太郎さん慶喜で、榎本さんの船盗んで夜中に容保様だけ連れてトンズラするってのはまさにキングオブ屑に相応しい所業でここまでいくとアッパレって言いたくなっちゃうぐらいなんだけどw、でも今回は容保様こそクズだろうと思ってしまったわ・・・。泣けばいいってもんじゃねーぞダメ殿さまよぉ!と。
なんだかんだ言いつつも錦の御旗なんてものを出してきたのは岩倉あたりの仕業だろうと見抜けるし、修理さんたちが“なんでこんな盛り上がっちゃってんだ・・・?あいつら状況分かってんのかよ・・・”ってな顔してた慶喜による喝入れもちゃんと戦況を理解した上でそうした(そうするしかなかった)わけだよね。その上でのやり方が、まず自分の保身ありきのやり方がゲスすぎるからクズいんだよね、慶喜は。だからこそ清々しいまでにクズい(笑)。
で、無知なものでそこいらへんの事情ってか関係性はわかんないんだけど、修理さんが容保様をスルーして慶喜に直接江戸へ戻ることを進言したのって(修理さんはそんなことが出来るような立場・関係性だったのかー)、もちろんそんなことを殿に言わせるわけにはいかないってことがまずあっただろうけど、そうでなくとも言い方悪いけど容保様に言っても無駄だと判断したからってことじゃないのかなぁ?。
上に立つのがクズい慶喜とダメな容保だったこと。その犠牲になったのが龍馬や勝先生に認められるほどの出来る男・修理さんだってことなのかなーと。容保様もその自覚があるから逃げる余地を与えたんだろうけど、それこそ龍馬や勝先生が同じ立場であったならば迷わず逃げただろうに修理さんは逃げなかった。会津のために、そして殿のために、自分が全ての責任を背負い切腹するのが一番いいって理解してるからだよね。そこが聡明でありながらもやっぱり会津の武士だってことなんだろうなーと。
そして史実とは違い(?)殿自ら切腹を命じてくれたことで修理さんは救われた・・・というよりも、解放された、って言うべきなのかな。無精ひげでありながらもさっぱりして見えた修理さんの表情から、そんな感じを受けました。
たくみさん修理さんは最期まで素敵でした。えねっちけーとたくみさんの相性の良さは健在!。
あとやっぱり馬木也の榎本さんが超素敵なので、馬木也榎本さんの五稜郭をガッツリ・・・・・・はむりだろうからチラっとでいいから見たいです!。