『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』#006「卒業」

新聞にデカデカと掲載された広告によるとなにやらこの6話で「第1章・完」ということになるそうで、これまでも作戦に駆り出されてはいたもののあくまでも『学生』の身分だったザンネン5が、次回からは名実ともに『軍人(兵士)』となりいよいよ本格戦闘に突入すると、そういうことなわけか。
実際にはザンネン5の学園シーンなんてこれまで全く描かれてなかったのになんかもう数年スパンで彼らの生活を見て来たかのような気持ちになっちゃって、空っぽになった寮の部屋とか教室を眺めるザンネン5の姿にグッときてしまったわー。
つーか「記憶を消されたから授業と天気のことしか喋ることがなかった」とかサラっと言ってて、たかだか15.6歳の子供にそんなことを言わせなきゃならないってなぁ・・・と。
それまでの記憶がないって精神的には全裸に等しい状態だと思うんだけど、そんな状態で勝手に決められた「チーム」のメンバーと授業・訓練から寝食までを共にするってどんな感じなんだろうなぁ。彼らにとっては学園であり寮での生活が云わば「全て」なわけだよね。彼らがどんな時間を過ごし、今のこの仲間というよりも兄弟・姉妹のような関係性であり空気感になったのか、そう思うとやっぱり学園での日常も見たかったな(ていうか、男子が同室ってことは当然ケイとタマキも同室だったんだろうに、荷造りや思い出話を『男子の部屋のみ』描き女子部屋完全スルーって昨今のアニメにあるまじき暴挙だと思うんだけどw)。
と同時に、本来ならば卒業まであとどれぐらいの月日があったはずなのか定かじゃないけど、学生という身分であればもうちょっと思い出を作れただろうし、ランディに言われたようにもっと多くの人と関わりをもつことだってできたかもしれないのに、大人の都合でそれを奪われてしまうザンネン5の置かれてる状況の過酷さ、のようなものも感じたり。そう思うとイズルの「これからはこのみんながいるところが戻ってくる場所だよ」って言葉がずっしりくるよね・・・。5人とも基本のほほんとしてるってか、悲壮感みたいなものは全く感じさせないけど(そのために記憶を抹消されてるってことなんだよね)、ほんとハードな設定だよなぁ。
てかアサギに喧嘩売ってた同級生もイズルに「チームザンネンの先輩たち」と声かけた後輩女子もリンリンのスカートひらりにどよめいてた男子たちもみーんな同じ、なんだよね。彼らもみんな戦うための存在としてあの学園にいる。これだけ「生存本能」という言葉が出るぐらいだから少なからずの人間が命を落としていると思われるわけでさ、ランディ先輩の「次の世代のためのデータ録りも俺達の仕事だからな」ってな発言や、それを受けたスルガの「俺達もデータみたいなもんだし」ってな発言からして死が身近にあるというか・・・生きて帰ってこれないかもしれないという思いは常に頭にあるよね、きっと。近い将来この子たちもみんな戦場に駆り出されて、そして全員が戻ってこれるわけじゃないんだろうなぁと。
つーかザンネンザンネン言いまくってたあのツンデレ同級生、あいつ絶対死ぬだろ!!。アサギが戦場でズタボロになった機体からパイロットを救出しようとしたらこの同級生で、なんかいいこと言おうとするんだけど言えないアサギにニヤっと笑って「やっぱりお前はザンネンだよ・・・」って言って死ぬ未来しか見えねーよ!!。
てか誰よりもヤバイのはやはりチームドーベルマン先輩たちよおおおおおおおお!『次の世代へのデータ』を渡しちゃうとかなにその極太フラグ!!!。
ていうかアサギさんですよ(笑)。卒業セレモニー代わりの模擬演習でリンケージばっちり決めてみせたとこまではかっこよかったのに、あの場で見事なまでにコケるアサギさんさすがすぎるwww。
つーかそのコケてる姿を舐めるようにして撮影されてたけど、あの映像の使われ方によっちゃアサギさんこそもう死んじゃうんじゃないかと(笑)。
でもずらっと並んで敬礼でザンネン5を見送る在校生一同と、バスの中で敬礼を返すザンネン5はよかった。ほんとよかった。とてもいい卒業式だった。
(ていうかあの真っ白の制服??あれ脳内で相葉っちに着せてみたら超似合ってたんだけど!!。あの人つくづく2.5次元・・・)


・・・ってそんな余韻をすっ飛ばすラストカットのインパクト!!!。
1話でザンネン5を戦隊みたいだと感じたけど、ついに出たウルガルの幹部(?)たちもまた戦隊の敵組織(の幹部)にしか見えん(笑)。
つーか今回いっちばん素晴らしかったのはラダによるCM→http://www.mjp-anime.jp/08movie/index.html であったwww。ちーたんGJすぎるw。


そしてそして!BD/DVDの1巻特典ドラマCDは

BD/DVD毎巻音声特典のドラマCDが先ほど出来上がりましたー。トップバッターはゴディニオンのオペレーター、ジュリ&ジーク!鳥海浩輔さんと野島裕史さんが、しっぽりとバーで酒を酌み交わしておりますww 醸す大人の男の魅力、ヤバイです。こんな男に私もなりたい。。

はいきたーーーーーーー!イケボイスオペ男コンビキターーーーーーーーーーーー!!
この二人のオフシーンはタダじゃあ見せないとか妙なところが分かってんなここのスタッフ(笑)。