『家族ゲーム』

最近の子役って上手い子多いけど、この次男は微妙だなぁ・・・。てか「新枠」「嵐主演」なんだからここにジュニアの子押し込まない事務所何考えてんだろ?と思ったんだけど、でもうんこ漏らしたことがキッカケで虐められ不登校になり股間押さえてモダモダし結局またうんこ漏らしちゃう役をキラキラアイドル予備軍にさせるわけにはいかないか(当時のかざぽんにだったら迷わずやらせただろうけどw)。
ていうかイジメのキッカケ=うんこ漏らしだってのに、5日間お風呂も入らず歯も磨かずにいた状態のまんま学校行くってどういうこと(笑)。
あと日中あれだけ派手にガラスの棚ぶっ倒して拡声器でギャーギャー喚いてたら近所が警察呼びそうなもんだろうに夜になってから「だいじょうぶ?」ってメールが届くってのもなー。
てかあの違約金1千万の契約書が法的にどれほどの効力を持っているのか知らんけど、あんだけ家で暴れられたら契約解除するだろフツー。異常者前にして世間体云々言ってる場合じゃねーよ。
もうさ、こういう形で他人を『矯正する』のは現代では難しいんじゃないかなーと思ったり。イマドキの子は学校であそこまで苛められ家庭でもここまで厄介者扱いされ、その上家庭教師の策略にトドメ刺されたら死ぬんじゃないかと思うんだよね。まぁそこは最初の面接で成績を上げたいかって問いかけだったかに“自分の意思で頷いた”ことで、次男の中にある強さなんだか折れてない心なんだか、とにかくそういうものを見出したからこそ家庭教師を引き受けたってことなんだろうし、だからここで死ぬような子ではないってことなんだろうけど、主人公の家庭教師を作る上で“狂気”と“破天荒”という要素が欠かせないとして、その見せ方、描き方ってのはもっと現代風・・・というか櫻井翔風にすべきだったかなぁと。
だって破天荒さで松田優作に勝てるわけないし、狂気で長渕剛に勝てるわけないじゃん?。
だけど腹黒さ、底意地の悪さ、全く笑ってないように見える笑顔、常に人を見下してる感じ、それは前任者たちにはない櫻井翔だけの魅力なわけじゃないですか!(褒めてますからね!念のため!)。だから窓を塞ぎ冷蔵庫みたいな扉を設置するという目に見える破天荒さよりも、おもむろにトラメガでニュースを諳んじるという目に見える狂気性よりも、唯一の希望であるソノちゃんに手を回しあんなベタなメッセージでガキの心を釣るという精神攻撃の方が“らしい”と思うんだよなぁ。また逃げるのかと顔面横の床を連打するのもあんな風にあからさまに感情メーター振り切れてる感じではなく機械のように殴り続けるほうがそれっぽいんじゃないかなーと。
てか一番いらないのは『家庭教師の過去』ですよ。なにあの夜の学校内でのイメージカット(笑)。理解できる理由(事情や過去)がないからこそ変人なのであって、そんなものはいらないと思うの。少なくとも『家族ゲームの主人公』には。
まぁこういう形で接するのは次男だけで他の三人に対してはまた違う攻め方をするんだろうなと期待を込めて継続視聴しますけど。


初回の収穫は神木さんの予期せぬキスシーン。
あと板尾の部下が滋さんで儲けた気分(笑)。