『仮面ライダーウィザード』第28話「盗まれたベルト」

敵側が一向にパワーアップ(進化)しないどころか初回から今までファントム1体も産みだせてないんじゃね??とすら思えるわけでさ、それなのにライダー側だけサクサクとパワーアップしてもなぁ・・・。
ていうか、晴人がサラっとメガネっこゲートは「海外の親戚のところへ逃がしたから大丈夫」とかなんとか言ってたけど、これまでも少なくとも東京から離れれば安全的な描写はなされていたのでそこはまぁいいとしても、東京でしか活動していないはずのファントムの対抗手段=古の魔法使いのアイテムが『海外』で見つかるってのはどういうワケよ?と(笑)。まぁ仁藤のケースも同様なんだけどさ(笑)。
で、その仁藤ですけども。
凜子の調べによると一言で言っちゃえば今回のゲートは「冴えない研究者」らしいけど(これがまた有薗芳記とかハマリ役すぎるw)(ていうか仁藤からベルトを奪うために酔い潰すべく酒持ってきたのはいいしそれがワインで湯飲みに注ぐのもいいんだけど、安そうなスクリューキャップのワインだったあたり研究者以前に残念属性すぎるよなw。スクリューだって美味しいものあるけどさ、この人が持ってきたのはたぶんメルシャンの1本300円ぐらいのワインだと思うw)、それでも同じようなものを研究する者としての敬意みたいなものが感じられなかったのがちょっとイヤ。
もしかしたらゲートがやってる研究はほんとに大したことがないもので、それは考古学を学ぶ一学生である仁藤の目から見ても明らかに大したことがないのかもしれないけど、それでも考古学なんてそんなに広い世界じゃないんだろうし学問的にそんなに必要とされているわけでもないんじゃないかと思うわけでさ、それでも考古学を研究する人たちはやっぱり自分なりの意義とかロマンとかを抱いてるんだと思うわけだよね。たまたま魔法使いになってしまい、それが自分の生命に直結するわけだから今の仁藤にとっては研究<ファントム捕食であることはいいってか仕方ないことだろうけど、それでも考古学に対する情熱は失くしてほしくないんだよなー。
考古学を志すものとして、いきなりやってきてゲートが発見し持ち帰ったものを「それ俺のもんじゃないかなーと思うんだけど」なんて言っちゃダメだろ。ゲートもゲートで仁藤のベルトを奪おうとしたわけだからおんなじじゃん?って言うかもだけど、ゲートの場合は自分が見つけた発見のための研究材料としてそれを欲するという云わば『研究者の性』だと思うんだよね。それだって個人のエゴっちゃエゴなんだけどさ、仁藤のソレとは違うと思うの。確かに仁藤ってかキマイラに関係するものっぽいとしても、それでも発見者への敬意は持って然るべきだろ。
考古学なんぞに全く関わり合いがないならばともかく仁藤はこの『発見』が考古学者にとってどれだけのことであるか(そうなる可能性があるのか)解ってるはずなわけで、そこいらへん全くお構いなしの仁藤にはちょっと幻滅です。もっとゲートと意気投合ってか、考古学馬鹿二人みたいな感じであってほしかったなー。



あ、そうそう。中のライオンさんを観察するためにベルトの扉さっさと開けよ!って言われていつものように変身ポーズ決めようとするも遮られグダグダ変身しちゃってたけど、変身ポーズしないと変身できないわけでもない・・・・・・みたいですね^^。じゃあ魔法少女回で30センチぐらいの物陰に隠れて寝そべりつつも変身ポーズしたのは仁藤の「こだわり」ということだったんですね^^。


俺の食事の邪魔すんなー!って文句言おうとした仁藤に「わかってるって。みなまで言うな」って返した晴人はちょおおおおおおカッコよかった!!。仁藤の「みなまで言うな」はああもイラっとさせられるのに晴人の「みなまで言うな」は漏らしちゃうのはなんでですかっ><。