『dinner』第10話

瀬川さんを辞めさせないために全員が給料カットでも構わないと言い切ることに無理がなく、それはこれまでの積み重ねがあるからこそなわけで、だから楽しめたことは確かではあるんだけど、それにしたってランチの純利9000円ってのはさすがにどうかと思うわーw。「サービス」の質も求められるというか料金に含まれるのであろうディナータイムならともかくランチ時はとりあえずホールの人数減らせよと。テーブルの回転数を増やすためにはオーダーや料理を運ぶ時間を短縮する=ホールの人数が必要ってことかもしれませんが、それにしたって9000円はないw。満席状態で何回転かできてたっぽいあの日が多分ランチの限界(上限)じゃないかと思うのですが、土日はランチやらないとして月20日×9000円で1か月18万だぜ?。全員で1か月昼間も働いてホール一人の給料に届くか届かないかってなぁ^^。売上は二の次で本命はそこからディナー客の新規獲得に結び付けることだというのならばなおさら。
つーかあの支配人、看板娘としての効果はあるかもだけど実務能力マジ皆無だよね^^。店の預金額も毎月の返済額もざっくり(なんとなく)としかわかってないだろ。店の経営が順調ならばともかく明らかに赤字だって判ってるのにそれってさー、そのうえ予約間違えるわテーブルコントロールもできないわ、まずはお前が自分の給料削減を申し出ろと^^。
シェフたちが作った料理を運んでるだけなのに、客の笑顔は自分たちのものだと、「ほんと最高ですよ。この仕事は」と言うユースケはすごく良かったと思う。ユースケにしては珍しくその瞬間に浮かべた笑みが嘘っぽくなかったもんw。
瀬川さんの話はもっとどよーんとする話なんじゃないかと思ってたんで、100%「店のため」の借金で、その借金もどうやらそんなに筋の悪いものではなさそうで(それならなぜあんなにも取り立てか!?とビクついてたのだろうか)、そのことをちゃんと銀行が知った上での追加融資決定ということは追加融資の中から瀬川さん個人の借金を返済することも織り込み済みなのだろうし、丸く収まってよかったなーと素直に思えます。まぁ3年前にたった一度だけ来た客のことを覚えてたってのは微妙にキモいとは思ったけどw。
しかしあれよね。江崎さんにせよ瀬川さんにせよ、好きなことを仕事にできたりこの仕事は最高だと言えるのって、やっぱり何よりも幸せなことだよなーと。だって働くことは生きることだもん。