各ドラマ初回一口感想

信長のシェフ
赤マント翻すちょび髭ミッチーはもっと引きで!もっと引き映してでぶわさぁーーーーっ!と広がるマントを見せないと。マントの魅力まったく引き出せてねえよ!。
つーかこの手の話ってなぜ「主人公」が「この時代」にタイムスリップしたのか?という疑問を筆頭にたくさんの『なぜ』が解明されていく様を楽しむってのが趣旨だと思うんだけど、記憶喪失の理由も含めそういうの全部どーーーーーーでもいいわぁと思わせる内容&演技でちょっと驚いた(笑)。それにこの作品の肝は主人公が江戸時代で現代で培った技術やアイディアを駆使して信長(たち)に料理を作るその『創意工夫』なんじゃないかと思うのに、そこ結構な割合で「事後」として描いてどうすんだと(笑)。
で、つまりこれはミッチー信長とごろーさん光秀とゴリ秀吉と志田ちゃんが玉ちゃんを取り合う話ということでいいんですね?了解です!!。


『Dinner』
素直に王様のレストランをリメイクしてもいいのよ?。
・・・とは思ったものの、今のフジにリメイクやらせてもロクなもん作れないから精神衛生的にこれで正解ですよね^^。
看板のオーナーシェフ(の名前)でもってる店だってのはいいとして、元々腕のある料理人たちなのにオーナーが不在というだけで客足が離れ段々とやる気を失い店も活気がなくなってる・・・のかと思いきや、普通にダメでワロタw。まぁ久々の大量客(大使館夫人たちは分かるけどそれ以外の客はなぜ“あの日にだけ”あんなにもいたんだろうね?)でてんやわんやになっちゃったってのは分からんでもない気がするし、一応世界的指揮者の伊武雅刀が料理長を指揮者に見立ててアドバイスという名の解説をしてたけど、それ以前のレベルじゃねーかとw。
ていうかそもそもこの店人間多すぎじゃねえ?^^。ていうかオーナーが倒れてからまだ1カ月程度だろうにもう従業員の給料払えないほど経営傾いてるってそれ料理長入れてどうなるって話じゃないような^^。
それはそうとして、曲者おっさんだらけの厨房はこれはこれで見ごたえあるけど、若手イケメン一人ぐらい欲しいなぁ。せめて関めぐみをマークしてる刑事の片方若手にできなかったかよ。
お目当てだったサカナクションの主題歌はよかった!。これ好き。


カラマーゾフの兄弟
鋼太郎さん本気の本気だしすぎです。冒頭の死体映像とか連ドラの画面じゃねえぞあれ。
確かにこの男の血が自分の中に流れてるのかと思うとおぞましすぎて悩み苦しむのはわかる(ような気がする)。
鋼太郎さんと松下洸平くん(若い方の使用人)は雰囲気ばっちりで、この先どう展開するつもりなのかは別としてここだけは見る価値あると思うわ。
あとはまぁ・・・ね、うん。


まほろ駅前番外地』
ああ・・・・・・やっぱ雰囲気変わっちゃったなぁ。多田と行天、それから「まほろ市」に映画ではあった色気がなくなっちゃった。
多分、今回で言えばプロレス会場に小ネタいっぱい仕込んであったりしたんだろうけど、この作品に限ってはそういう小ネタいらないと思うのよね。多田と行天の間にある空気感だけで間がもつと思うの。だからどっちかと言えばわたしは断然映画の方が好きです。多田のツナギとかハイエースとかなんか小奇麗になっちゃってるしねw。
でもまぁ龍平の行天は最高に可愛いのでこれが毎週拝めるのは心底幸せ。なにあの上下グレーのスウェットでひょこひょこランニングする行天(笑)。プロレススーツ姿のゆるそうな身体たまらん(笑)。


『とんび』
そうかぁ・・・たけさん旭くんあのち●こデカイのかぁ・・・・・・
と思いながらの2時間でしたが(ことしもわたしは元気に下品です!)、これあと10回?とかなにやんの?。
連ドラだからこそ今回で言えば足の爪の話をじっくり描けたと思うわけで、だからこそ幸せすぎた時間とそれを失ってしまったという実感がぼんやり観てるだけのわたしの胸にもグッと沁みこむようにその圧倒的な喪失感が切な哀しいまでに伝わってきたわけですが、悪い意味じゃなくていい意味でもう十分堪能できましたってな感じなんだよねぇ。あと2時間の後編でこの旭くんがいろいろあったけど立派な大人になりました、ありがとうおとしゃんおかしゃん!ってんで充分な気が・・・。


『お助け屋☆陣八』
それをやってこその役者だと言われればそれまでですが、孝太郎さんにホストってかチンピラ台詞とか似合わないにもほどがあるんでちょっとそこいらへん考えてくださいよぉ(マジ泣きで)。


『ネオウルトラQ
田辺誠一が滝藤憲一をカウンセリングするシーンはゾクゾクするような映像で目と耳を奪われたけど、でも肝心の怪獣には直接関係ないというか、滝藤さんが憎む相手が「怪獣」でなくともこの映像は成立するであろうことを思うとなんか違うような・・・。