『平清盛』第48回「幻の都」

もはや運は尽き天は平家を見放したと清盛ですら諦めモードで一同お通夜状態の中その空気作った元凶である重衡がキラッキラした目でしっぽぶんぶん振りながら寺燃やしちゃったけど平家神だから大丈夫に決まってるよねテヘペロ☆と成果を報告した瞬間の平家マジ終わった感たるや凄まじい・・・。なにこのバカわんこ・・・・・・。
このおぞましいまでの純粋馬鹿さの前では何言ってももう駄目だと、もう平家に先はないんだなって諦めざるをえないし、ていうか顧みれば自分も神輿に矢を射るというスケールこそ違えど意味合い的には同じようなことをやってきたわけで、因果応報じゃないけどこれも全て自分が撒いた種というか、もう「ようやった」と褒めてやるしかねーよなぁ。『平家終焉』の演出としてはこれ素晴らしいと言っていいと思うわ。
まぁアホの子っぷりでは父親の悲願であった遷都をたった半年で諦め還都させるという最初で最後の見せ場で竹馬から始まった自分の黒歴史を言い募る宗盛もなかなかでしたけどね(笑)。このシーンは石黒くんの拙さがアホの子ゆえの必死さとして発動してて、重盛窪田くんには負けるけどでも頑張ったんじゃないかな!・・・・・・と思ったのに結局バカわんこ重衡つじもっちゃんに全て持っていかれてしまうあたりさすがすぎるぜ宗盛(´Д⊂ヽ
一方その平家を滅ぼす源氏の将軍頼朝さんは弁慶がまるで見ていたかのように語る清盛→鳥羽法皇へのエア矢ぶっ放し話を聞いてズキュンしちゃうとか感受性強すぎだろwww。ていうかここまで行くともはや電波(笑)。


烏帽子装着した塚本はほんっとにカッコいいな。塚本も決してこの時代顔じゃないってか、結構クセのある顔だと思うのだけど、どんなドラマでも不思議とそのイケメン具合が浮かないんだよなぁ。