うおおおおおおお！フェニックスさんつええええええええええええええええええ！！！フェニックスさんの大剣ちょうかっけええええええええええええええええええ！！！
ファントムはワイズマン→メデューサ＆フェニックスから「あのゲートからファントムを生み出せ」と命じられなければ原則として人を襲うことはない（襲いたいという願望は持ってない）のかと思いきや、フェニックスさんは襲いたがり屋さんなんだね。でも方法を指示されなければ（指示しなければ）ちゃんと任務を果たせないっぽいあたりやはり脳筋（笑）。
そんなフェニックスさんと初めはいつも通り、いや、いつも以上にくるくるひらひらスタイリッシュに戦ってたウィザードだけど、フェニックスさんに火勝負を挑んだものの全く歯が立たず、アタフタとフォームチェンジを繰り返し効かない技（魔法）を連発し追い詰められた挙句川に落とされる様はカッコ悪かった。土壁連発とかほんっとカッコ悪すぎたよね。
ウィザードになって半年強、これまでの余裕すら感じられた晴人の戦いぶりと今回のこの無様さを合わせて考えるに晴人にとって初めての「敗北」だったのだろうと想像できるし、なんだかんだいってもまだ半年程度の経験値しかない晴人の未熟さと頭は悪いけど魔力はそれなりに強いから幹部やってられるんですねフェニックスさん！ってことは分かったけど、目の前で旧知の人間がズタボロに傷つけられたことは影響してないのかなぁ？。
今回もまた晴人の背景、いつもプレーンシュガーを食べてる理由と、晴人が救った人々に対し「俺が希望になる」と言い続けているその理由が明かされたわけですが、この過去からして晴人は「親」というものに特別な思い入れがあると思うのね。というか「親の愛情」を身を持って知ってるのが晴人だと。そんな晴人がゲートである子供の目の前で母親がボロ雑巾のように扱われているのを見て平常心でいられるかなーと。しかもその母親はただの知人ではなく自分の両親の最期の場にいた人であり、その直前“自分も親になったことで晴人の両親の気持ちが今は分かる”と言ってくれた人なわけで、「遊んでやるよ」なんつって一見いつも通りに見えたけどいつもの晴人（の精神状態）じゃなかった・・・ってことはないかなぁ？と。静かに怒ってたのは間違いないと思うんだけど、そのせいで冷静さを失ってたがためのあの醜態ってことだったらいいんだけど・・・。
次回早くもウィザードが新たなフォーム（？）真っ赤なコート着用状態になるみたいだけど、当然それは今回登場したちゃんとドアを自分で開け閉めして出入りするよくしつけられたｗ白いガルーダが持ってきた新しい魔法石+どんな力（魔法）なのか分からないリングによって、だろうわけで、つまり外的要因によるものだよね？。晴人自身の力じゃない。それってどうなんだろうかと思うんだよなぁ。
どうやら晴人のファントムであるドラゴンと対話することでその力を身に纏う（だから赤い）ってな感じになりそうだけど、そこでただ「力を貸してくれ」と言うんじゃなくって、フェニックスに負けたのは単純に魔力差があるからだけでなく自分が（精神的に）弱かったからで、そんな自分を認め乗り越えたいと、人々の揺るぎない希望になるべくもっと強くなると誓う晴人の想いにドラゴンが応える・・・的な話だといいなーと。
ていうかウィザードが新フォームってかバージョンアップするってことは必然的に次回フェニックスさんは死ぬ・・・か、死なずとも相当なところまでボコられるってこと・・・ですよね・・・・・・さすがフェニックスを名乗る男（笑）。
今回は瞬平も凜子もそれぞれの役割を果たしてた（瞬平の場合は果たそうと空回りしてた、だけどｗ）（てかこんだけ常に晴人と行動を共にできる瞬平って魔法使い助手になる前は何してたんだろう・・・。学生だとしたら学校行かなくていいのか？と思うし、学生じゃないなら働けよオメー！と思う。働かなくてもいいお坊ちゃまならそうと言えｗ）し、ゲート＝子供を護衛するにあたりその母親に状況を理解してもらわなければならないところを晴人と母親が旧知の仲であるという設定でもってそこいらへんスムーズに事を運べたし、まぁ相変わらずセリフでなんでもかんでも説明しちゃうことはやや気になるけど、父親は自分の話をちゃんと聞いてくれなくて母親はその父親の味方をすることが不満だというガキにありがちな“我儘”を親の愛情を知ってる晴人だからこそ諭せるのだろうし、晴人の言葉をちゃんと受け止めた子供が親の元へ帰ろうとしたところで襲われている母親を目撃させられてしまうってのは結構な絶望だと思うし、いろいろと上手いなと思った。あの眼鏡グシャ！は見てる子供下手したらトラウマるわよね。
あと多分水落ちした晴人を助けてくれるのは母親に魔法使いであることを証明してみせたときに使ったクラーケンさんなんだよね！。あの子川に飛び込んだまままだ回収されてないはずだもん！。“母親にクラーケンを見せる”という行為をその場の意味だけでなく後の展開にも活かす。こういうの積み重ねてくれると画面にも物語にも厚みが出るんだよねー。
ていうかわたしがこの子供だったら買ってきてくれた玩具が頼んだのと違ってて、それなのに親に「それで我慢しろ」って言われたらもうそれだけでファントム産むわ（笑）。
