あぁ・・・なんか、加藤あいの明子から窪田くんと渡部豪太くんが生まれて、フカキョン時子から生まれたのが今回から登場した石黒くん(三男・宗盛)と小柳友くん(四男・知盛)だってのは妙な説得力あるわ、ビジュアル的にも性格的にも。前者は基本線が細くて思慮深くて穏やかなタイプで、後者は大柄でよくも悪くも細かいことは気にしないタイプ・・・って感じがするもん。
そんで二条帝にナマイキ言った重盛をかつての清盛のようだと盛国が笑い混じりに言ってたけど、言う方ってか言ってることは確かにそうかもしれないけどでもそれを受ける方、忠盛と清盛・・・というよりも中井貴一と松ケンの差ってのは如何ともし難く、そういうのが場面の端々に出てしまってるのはもう仕方がないことなんだろうなぁ。
これまでずっと心の中に蟠りとはちょっと違うのかもだけど、父親に対し鬱屈した想いを抱えていたっぽかった重盛ですが、後白河上皇によって引き起こされた場の混乱を颯爽と、そして堂々と収めてみせた父親を見て「父上を陰日向に支える」と決心した顔はまさに迷いが晴れたって感じで大層麗しかったけど、この決意がこれから重盛を苦しめ追い込む結果になるんだと思うと・・・・・・。
一方の源氏はついにおかだまーくん頼朝登場と。喋らなければ中川くんのイメージからさして違いは感じないんだけど、中川くんのあの芯の通った凛々しさを思うとおかだま頼朝は喋るとむしろ芯がないのがなー。
まぁでも唐突に登場した母親の形見なる笙をパプーってするおかだま頼朝はまさに都を追われた貴公子って感じで(でも893源氏だけどw)素敵だわ!。こら確かにそこいらの女子がひと目惚れするわなw(父親とはタイプ真逆なものの女を即オチさせるなんざお手の物っぷりは同じでワロタw)。
てか893源氏で思い出したけど塚本藤九郎チャレエwww。今にも「マジっすか!?」とか言い出しそうなんだけどw。
あとは・・・池禅尼の今際の言葉か。「断じて絶やしてはならぬ」とそう“頼盛にのみ”言ったのは、平家というよりも我が殿である「忠盛の血を」絶やしてはならぬ・・・ってことっぽいよね、このドラマの中では。頼盛がこの先平家本体から離れ“生き残る”のはこの言葉があるからってな描き方になるんだろうな。
後白河さんはさー、あれ息子の気を引きたかっただけなんだよね。蓮華王院に来て父ちゃんスゲー!って褒めてもらいたかっただけなんだと思う。その想いをああいう形でしか表せない人なんだと思う。清盛の言葉じゃないけど、ほんっと子供なんだよねぇ。