笹本 稜平『漏洩 素行調査官』

漏洩 素行調査官

漏洩 素行調査官

悪人グループとその犯行手口はそうそうに解ってて、あとは正義サイドがそれをどう犯罪として立証(立件)できるところまでもっていくかってな話なんで展開的には変化に乏しく、登場人物も正義側・悪側ともにざっくり括ってしまえば同じカテゴリに属するってか内輪の話だったりするんでまぁ・・・単調だったなという印象です。
しっかし小説の中のこととはいえ権力もった悪人はどうしようもねーよなー・・・と読みながら某国民の生活がなんたらを作った人を思い浮かべたり。