『仮面ライダーフォーゼ』第44話「星・運・儀・式」

あのさ、確か弦太朗ってダチになるには相手のことをよく見なきゃとかなんとか言って“ちょっとした違和感にもすぐ気付く”キャラじゃなかったでしたっけ??
それなのに賢吾さんが気付いた違和感に弦太朗は気付かないわけ??
賢吾さんに「止めろ、それは本物のユウキだ!」って止められる前、違和感を覚えた賢吾さんの呟きに反応したっぽかったのに、そのまま戦い続けるどころかかなり本気の攻撃系スイッチセレクトしておもいっきりトドメ刺そうとしてたわよね・・・・・・。
てかその賢吾さんが覚えた違和感ってのも“喧嘩してたはずなのに”ってさぁ・・・・・・・・・これ命掛かってる状況なわけだよね?賢吾さんが止めてなかったら弦太朗は多分ニセモノと思い込み本物のユウキを殺してた。殺さないまでも致命傷負わせてたはず。そんな状況を回避するのに“喧嘩”って子供レベルの単語を持ち出すのがどうにもひっかかる。
ていうかライダー部にしてみりゃ流星さんをズタボロに傷つけユウキを苦しめてる偽ユウキに対して怒りとか憤りを抱いていたのでしょうが、偽ユウキ(実は本物)に対する攻撃がさぁ・・・・・・なんつーか・・・・・・エゲつないんよね。(ゾディアーツに対し戦う術をもたないくせに当然の顔して)逃げられないように囲い込み、甚振られてる偽ユウキを冷酷に眺めたりフォーゼにもっとやっちまえ!と煽ってるライダー部がはっきり言って見てて気分悪いのよ。
そしてやっぱり理解できないのがユウキの置かれてる状況に全く気付かない弦太朗ですよ。ほんとなんでお前気付かねーんだよと。
ていうかユウキが言う『約束』をマジで覚えてねーどころか貰ったものをどこにしまったかすら全く覚えてない弦太朗にビックリだよね。子供の頃の約束だし、この約束自体はユウキにとっては『夢』のキッカケになった大切な思い出なものの弦ちゃん的には社交辞令レベルの「約束」だったんだろうね。じゃなけりゃこれだけユウキの宇宙馬鹿っぷり見せられてる中で「そういや子供の時になんか貰ったよなー」なんつって思い出すだろフツー。学内選抜試験の時とかユウキが宇宙飛行士になると夢みてることについてなんかヤイヤイ言ってなかったでしたっけ?、そん時にでも思い出すだろ普通!。・・・でもここまで追い込まれなきゃ思いださなかったってことは・・・・・・・・・・・・・・弦ちゃんにとっては『その程度』だったってことでしょう?。
でもコイツ、「友達、友達言ってるくせに肝心な時はいつもこうだ」って自覚あるんだぜ・・・・・・・・・。
弦太朗・・・お前の言う「友情(ダチ)」ってなんだよ?。
でも弦太朗が“ようやく”探し出してきた(恐らく貰ってから一度も箱から出さなかったであろう)チケットを見たユウキは「最初に私を信じてくれたのは弦ちゃん!」なんつってフルフルしてたよね・・・。ユウキがそう思ってそれ引き金にしてもう一人の自分=闇に勝ったってのはまぁいいし、共通の思い出にしたってそれが自分にとってどれほど大切か、どれほどの意味があるのか、それは人によって違って当然なんだけどさ、それにしたって初回からずっと描いてきた弦太朗とユウキの間にある「友情」「絆」、ここすらものすごい『温度差』てか『濃度差』があることが残り4話にして明確になってしまったってのは・・・・・・ねぇ・・・・・・?。
てか「月面」にいるのにそこで宇宙行きのチケット渡し渡されてキャッキャしてるライダー部にとって「月」って、宇宙に行くってどういうことなのかちょっと聞いてみたい(笑)。
あーペアチケット?どーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーでもいいわ!!。


で、残り4話で突然「プレゼンター」というワードが出てきた&賢吾さんの特殊な力(バリアー)発動、そして次回は「我が身の安全を守るためならなんでもする」速水校長・リブラの裏切りですか・・・。なんかもう溜息しかでない・・・・・・。