『リーガル・ハイ』第10話

L字じゃないだけよかったけど始終テロップ出ててどうにもこうにも集中できず。
でもそれを差し引いても前回のあのテレビドラマ史に残るであろう古美門演説がこの案件のピークであり今回はその“残滓”って感じだったかな。
そしてそれでもこれだけのクオリティで見せてしまうのがこのドラマの底力、ってことなんだよねぇ。
ガッキーを前にして「長澤まさみだったらなぁーーーーー」ってついに言いやがったwwwww。
てかあとから取り戻せると信じて疑ってなかったからだとしても、まさか古美門が自分の財産を抵当に入れたのはさすがに驚いたわ。即断即決というか、勝つためにはあの土地を“なんとしても”手に入れなければならなくて、そのための資金調達はこれしかないと判断したからだとしても、身銭を切るようなことを古美門がするなんてなーって。これは本当の戦争をする覚悟を決めた村人たちと、そして黛の想いが古美門をそうさせたんだろう。多分これまでの古美門だったら金を作るにしても絶対に自分のものをどうこうしようだなんて考えもしなかったはずだと思うもん。
その上で、勝つために自分をも“騙した”古美門のやり方を認めながらも(知らなかったとはいえ自分も田畑智子を騙した共犯であることを)やっぱり受け入れられない黛が古美門のもとを離れるってのはなるべくしてなった結末なんだろう。恐らく古美門は黛がそういう選択をするんじゃないか、するかもしれないってことは薄々感じていたんじゃないかと思う。だからこそ、黛がお世話になりましたと言った瞬間ほんのちょっとだけ見せた寂しげな表情にキュンとなる。

てか黛の癌は1000%古美門の仕込みだと分かったけど(医者も超いい顔でゲッツすんなwww)タネさんも村人たちを鼓舞するために死んだと思わせただけで実は生きてます元気になっちゃいましたー!ってなことだと思ったのに、あれ?ほんとうにお亡くなりになった・・・・・・・・・のか・・・。
あとすっごく気になったことが一つあるんだけど、手を洗えと言われた三木が「直接触ってねーんだよ!!」っつって手を洗わずに出て行ったけど、直接触らずにどうやってやるの???(まがお)。
そんな三木先生が慟哭しながら抱える写真に写ってるのは確実に“人間”じゃないんだろうね(笑)。わたし的にはむしろ人間よりも動物の方が辛いんで、ここは・・・真っ赤なポルシェ(愛車)と予想w。